アルバム感想『FUTURE』/ 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE


『FUTURE』/ 三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
2018.6.6
★★★★★★★★☆☆

■DISC-1
◆三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE

01. RAINBOW ★★★★★★★★☆☆
02. HAPPY ★★★★★★★★☆☆
03. BRIGHT ★★★★★★★★★☆
04. J.S.B. LOVE ★★★★★★★★★★
05. J.S.B. DREAM ★★★★★★★★☆☆
06. J.S.B. HAPPINESS ★★★★★★★★☆☆
07. 蛍 ★★★★★★★★★☆
08. 恋と愛 ★★★★★★★★★☆
09. Welcome to TOKYO ★★★★★★★★★★
10. FUTURE ★★★★★★★★☆☆

■DISC-2
◆RYUJI IMAICHI

01. ONE DAY
02. Angel
03. Thank you
04. Alter Ego
05. SHINING / RYUJI IMAICHI feat. Ne-Yo
06. LOVE HURTS / RYUJI IMAICHI feat. Brian McKnight

■DISC-3
◆HIROOMI TOSAKA

01. INTRO ~CLAIR DE LUNE~
02. WASTED LOVE
03. DIAMOND SUNSET
04. LUXE
05. Smile Moon Night
06. END of LINE
07. HEY feat. Afrojack

 

 

 

 オリジナルとしては約2年2ヵ月ぶりとなる7thアルバム。

 

 今回は、三代目のオリアルと、広臣、チャーミー今市 双方のソロミニアルバムのCDが3枚組で全タイプについてます。
 三代目のオリアルは全10曲とかなりコンパクトですが、そのうち5曲はベスト盤(2017年3月発売)に収録済みで、しかも『J.S.B. DREAM』は前回のオリアルにも収録されているので、はあまたかよってなっちまいますな。

 

 で、それよりもさらに問題なのが2人のソロアルバム。本作リリースからわずか2ヶ月後にコンプリートアルバム(と称したオリジナルフルアルバム)をリリースしており、本作収録ナンバーを網羅してしまっているので、今となってはDISC-2,3どちらも用無し。事前にフルアルバムの発売が決まっていたのは間違いないんだから、CD1枚相当の破格プライスで販売するとか、もしくはDISC-2,3の代わりにアルバムのダイジェスト的なトラックを用意してDISC-1にボーナストラックとして収録するとかしたほうがしたほうがよっぽど良心的。なんてことをここの会社がやってくれるとは到底思えませんけども。あと物価が高すぎ。曲だけ欲しけりゃDLすれば済むけど、映像作品を観るとなると購入せざるを得ないからな。

 

 ほんで楽曲についてですが、こっちは凄くいい。茶々入れする要素なんかまるでありゃしません。
 トロピカルハウスに片足突っ込んだ的な清々しく心洗われるミドルアップなEDM『RAINBOW』、煌びやかなEDMを取り込んでスタイリッシュに仕上げた久々のエグキャッチー曲『BRIGHT』、ピースフルなムードに溢れたスケールでか美なシンガロング系EDMポップ『J.S.B. HAPPINESS』、EDMやダブステップを盛り込みつつ、オリエンタルなメロディを活かしてポップに落とし込んだ、2020年の東京オリンピックを意識してんのか的アップナンバー『Welcome to TOKYO』、フューチャリスティックで華やかなEDMポップ『FUTURE』と、EDMを導入した楽曲はどれも安心して聴ける良曲。いい意味でEDMを取り込むスタイルが定着してきたことが窺えますな。

 

 

 

 昨年の紅白でも(バージョン違いで)披露された『HAPPY』は、そんなラインナップの中でちょっと毛色が異なりまして、程よくブラックフレイバーを有したダンスポップに仕上がっておりば。EDMもいいけど、特にチャーミー今市の心弾むボーカルはこの手のブラックなナンバーでこそ映えるなということを再認識したまで。

 

 

 『J.S.B. LOVE』は、トレンドとポップさをバランスよく折衷したT.Kuraっぽさと、すこぶるグルーヴィーな歌メロにメロディアスさもしっかり含有されたSTYっぽさが共存した、トラップ要素も取り込んだエッジーなEDMナンバー。例の効果音が挿入されてるからSTYが手掛けた楽曲なのかと思いきや、まさかのT.KuraとSTYとの共作と知って驚愕!!前述の件も含め双方の持ち味が見事発揮されてるし、広臣、今市、CRAZYBOYのボーカリゼーションも上々。まっさらな新曲じゃないけど、これが本作の最高傑作ナンバーでしょ。

 

 

 『恋と愛』は、彼らにとっては久々のバラードナンバーで、なんとも切なげで悲しげで辛気臭いムード。ほんで歌詞ですよ。女側からしたら「はあ!?マジ意味プーなんですけど!」と言いたくなり、「チョット待ってよ、”Good-bye” 優しい声で卑怯な逃げ方」と歌いたくなる 男の身勝手なお別れ告白ソング。それを「僕だって辛いんだよ…」と言わんばかりに情感たっぷりかつ色香を漂わせて歌い上げるズルい男 広臣・今市コンビ。こうして三代目ファンの女性達は上手いことこの男達に丸め込まれてしまうわけですな。ちきしょう!なんていいバラードなんだ!つくづく酷い男よこの二人は!普通にシングルカットしてもおかしくないオリエンタルなバラード『蛍』もかなり良いです。

 

 

 そしてDISC-2,3ですが、それぞれのフルアルバムを聴いてるなら ぶっちゃけどっちもいらない。私は本作聴く前に両方のフルアルバム聴いちゃったし。逆にDISC-2,3だけ聴いてフルアルバムは未聴という人は絶対に聴いたほうがいい。ここに収録されている数曲を聴いただけじゃフルアルバムの全容は掴めんぞと。詳しくは↓こっちの記事を読んでくれ。

 『LIGHT>DARKNESS』/ RYUJI IMAICHI
 『FULL MOON』/ HIROOMI TOSAKA

 

 つーことで、残念なのは販売の手口や価格だけで、曲に関してはかなり好感触。こんな売り方しなけりゃ★×9をつけたいくらい。真新しさはほとんど汲み取れないけど、決して守りに入ってるとかヌルめのラインナップってこともないし、余分な曲もなくコンパクトにまとまってるし、DISC-1に関しては前3作(『BLUE IMPACT』『PLANET SEVEN』『THE JSB LEGACY』)よりも好きかも。

 

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