アルバム感想『Acid BLOOD Cherry』 / Acid Black Cherry

Acid BLOOD Cherry (DVD付き)
『Acid BLOOD Cherry』 / Acid Black Cherry
2017.6.21
★★★★★★★★★☆

01. THE RUINER ★★★★★★★★★★
02. BAD BLOOD ★★★★★★★★★☆
03. BEAST ★★★★★★★★★☆
04. crimson ★★★★★★★☆☆☆
05. BLACK OUT ★★★★★★★★☆☆
06. Sweet dEvil ★★★★★★★☆☆☆
07. Forbidden Bells ★★★★★★★★☆☆
08. RIDE into the FATE ★★★★★★★★★☆
09. KEDAMONO ★★★★★★★☆☆☆
10. Guilty Cry ★★★★★★★★★☆

 

 

 2017年時点での最新アルバムです。
 収録された10曲全てがまっさらな新曲なんですが、オリジナルではなくスピンオフ企画アルバムだそうです。今までのアシッドの楽曲と違い、作詞・作曲・編曲にyasuが全く携わっておらず、元La’cryma ChristiのHIRO, SHUSE、元DELUHIのLeda、BREAKERZのAKIHIDE、室姫深など、彼と所縁のあるミュージシャンが楽曲制作を行ったのだとか。

 

 結論から言えば、この企画は大当たり!yasuのクリエイトナンバーは良質ではあるけど2ndアルバム以降はマンネリ感も否めなかったから、ここにきてようやくその沼を脱出できたなと。しかも本作はポップ系やミドル/バラードが一切なく、全曲HR/HM仕様。毎度お馴染みの敏腕サポートミュージシャンがバックについてることもあり、聴き応えは従来以上にX-GUN!!

 

 退廃的な草メロ、重厚かつエッジーな演奏とデジタルサウンドとのハイブリッドで攻める 一曲目にして本作のハイライトである『THE RUINER』、従来のアシッド曲に血の気が多いデス声とメタリックなプレーが喰ってかかった的な『BAD BLOOD』、通常のアシッドに作風が近いハードロック『BEAST』、血液が紛れた墨汁みたいなダークさを漂わせたヘヴィロック『crimson』、オリエンタルなメロディとヴァースにおける「アァアアア~~~~~~~~♪」がやけに艶っぽい 妖しげソング『BLACK OUT』、MAX主演ドラマとは何の関係もない正統派V系ハードロック『Sweet dEvil』、今までのアシッドにはないくらいに濡れまくった歌謡メロが印象的な『Forbidden Bells』、デス声だの小賢しいラップだの多くのネオヴィジュアル系バンドがこぞって着手しているようなダサカッコいいデジロック『RIDE into the FATE』、欲望を解き放てず体内で疼いてる様を音像化した的な『KEDAMONO』、本作で最も攻撃性が高い 肉厚で血生臭いゴシカルなラウドロック『Guilty Cry』など、アシッドの新境地を開拓するというよりは、間口を広げ武器を増やして得意分野を強化した感じのラインナップ。得意分野っつっても、ハードさとメロディアスさの掛け合わせとか、ダークでゴスいムードメイキングとか、そういうざっくりしたやつですけど。

 

 あと、本作の特徴を箇条書きするなら、英語多め、デス声の出番がそこそこある、いつも以上に演奏陣のプレーが攻撃力高め、相変わらず滑舌が悪くてちょいちょい文字化けする、いつも何かしらコンセプトを設けているオリジナルアルバムよりも統一感があり プロジェクトのイメージやコンセプトに見合ってる…などがありますね。

 

 今までにないくらいに賛否が分かれてるようですが、私は完全に賛成派。むしろ今後のアルバムでも所縁あるミュージシャンからの提供曲が2,3曲あったほうがいいと思ってるくらい。

 

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