アルバム感想『Uncontrolled』/ 安室奈美恵

Uncontrolled(MV11曲入りDVD付)(特典ポスター無) [CD+DVD]
『Uncontrolled』/ 安室奈美恵
2012.6.27
★★★★★★★★★☆

01. In The Spotlight(TOKYO) ★★★★★★★★★☆
02. NAKED ★★★★★★★★★☆
03. GO ROUND(’N ROUND ‘N ROUND) ★★★★★★★★★☆
04. Sit! Stay! Wait! Down! ★★★★★★★★☆☆
05. Hot Girls ★★★★★★★★★☆
06. Break It <AL ver.> ★★★★★★★★★☆
07. Get Myself Back ★★★★★★★★★★
08. Love Story ★★★★★★★★☆☆
09. Let’s Go ★★★★★★★★★★
10. SINGING “YEAH-OH” ★★★★★★★★☆☆
11. Fight Together ★★★★★★★☆☆☆
12. ONLY YOU ★★★★★★☆☆☆☆
13. Tempest ★★★★★★★★☆☆

 

 

 約2年半ぶりとなるアルバム。
 ということで、全13曲中9曲が既存ナンバーで、まっさらな新曲はわずか4曲という 絶対数や割合的に言えばオリアル詐欺に近い構成。バラエティ豊かともとれるし、まとまりに欠けるとも取れますけど、流れは悪くないし、新曲が手抜きだなんてことも全くないので、これくらいなら無問題。そして、本作のサウンド面での特徴としては、これまで通りブラックミュージックにも着手しつつ、トレンディなエレクトロナンバーにも挑んでいること。それがこの時点で「チャレンジ精神」というより、既に「お手の物」の手触りで完成されているあたりがサスガ。

 

 トレンドへの高い意識と 安室ちゃんの不動のエースぶりがしかと窺える スタイリッシュなエレクトロアップ『In The Spotlight(TOKYO)』、イタズラ心をチラッと覗かせたファンクナンバー『Hot Girls』、安室ちゃんのセクシーなハイトーンボーカルがくっそ映えまくった 発色豊かなダンスナンバー『Let’s Go』と、まっさらな新曲群のうち3曲は、20年選手になってもなお第一線でブイブイ言わしたろ的な意気込みとバイタリティーがアウトプットされていて、もはや「カッコいい」や「素晴らしい」の一言では片付かないくらいにカッコいいし素晴らしい(?)。

 


 

 変態的なトラックの上で クールに色気を醸し出す『NAKED』、カッコかわいい女性像をダンサブルかつポップなサウンドで具現化した『GO ROUND(’N ROUND ‘N ROUND)』、本作で唯一 倉夫妻が制作に関与したSM女王様ナンバー『Sit! Stay! Wait! Down!』、エレクトロ成分を新たに注入したことで激しさの代わりに妖しさを増した『Break It <AL ver.>』、より魅力を増した安室ちゃんの低音ボーカルが映えに映えたバラード『Love Story』、弾力あるシンセを纏ったエレクトロアップ『SINGING “YEAH-OH”』などのシングル曲もやっぱりいいっすな。

 




 

 ビート感を有した開放的なミドルバラード『Get Myself Back』はソウルジェム真っ黒な魔法少女をも救済するほどの慈愛に満ちたナンバー。攻めの姿勢を見せるナンバーが多いからか、楽曲が持つ魅力がより一層際立っているような気が。Nao’ymtが綴ったフレーズもまたいいんですわ。安室ちゃんが歌うことでその言葉たちに魂が宿るという。

 

 あーでもすんません。スケール感に富んだポップな新曲『ONLY YOU』、これだけは可もなく不可もなくな感じです。しかも、爽快ポップに傾倒したワンピース曲『Fight Together』の後にこの曲を持ってきてしまってるんで聴くのがちょいしんどい。

 

 ということで、安室ちゃんデビュー20周年おめでとうございます!本作が20周年第一弾のアルバムとのことですけど、第二弾とかあるんでしょうか?だとしたら一体何をやるつもりなんでしょう?カップリングコレクションならともかく、このタイミングでオールタイムベストとか言ったら萎えちゃうかもしんないな。いまだにスルーされっ放しの『toi et moi』は権利の関係上どうせ収録されないだろうし。

 

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