アルバム感想『DANCE TRACKS VOL.1』/ 安室奈美恵

DANCE TRACKS VOL.1
『DANCE TRACKS VOL.1』/ 安室奈美恵
1995.10.18
★★★★★★★☆☆☆

1. GO! GO!~夢の速さで~ ★★★★★★★☆☆☆
2. TRY ME~私を信じて~(NEW ALBUM MIX) ★★★★★★★★☆☆
3. Stop the music(NEW ALBUM MIX) ★★★★★★★★☆☆
4. GET MY SHININ’ ★★★★★★☆☆☆☆
5. わがままを許して(GROOVY MIX) ★★★★★★★☆☆☆
6. 愛してマスカット(GROOVY MIX) ★★★★★★★★★☆
7. PARADISE TRAIN(GROOVY MIX) ★★★★★★★☆☆☆
8. DANCING JUNK(GROOVY MIX) ★★★★★★★★★★
9. Super Luck! ★★★★★★★★☆☆
10.ハートに火をつけて(NEW ALBUM MIX) ★★★★★★★☆☆☆
11.太陽のSEASON(NEW ALBUM MIX) ★★★★★★★★☆☆
BONUS-1.TRY ME~私を信じて~(EXTENDED VERSION) ★★★★★★★☆☆☆
BONUS-2.太陽のSEASON(SALSOULIKE MIX) ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 CDデビューから約3年、ようやくリリースされた1stアルバム…といってもほぼベスト盤に近いラインナップになっちゃってますけど、まあ仕方ないわなそれは。

 

 ユーロカバー『TRY ME~私を信じて~』でブレイクし、その後も同じくユーロカバーの『太陽のSEASON』『Stop the music』でヒットを飛ばしたこともあるので、全編J-EUROで固めるという方法を取ることも出来たかと思いますが(MAXが後にそれをやりましたけどね)、『愛してマスカット』『PARADISE TRAIN』『DANCING JUNK』『Super Luck!』といったブラックテイストを忍ばせたファンキーなナンバーをユーロ系とほぼ同じ割合でフィーチャーしたり、ミドルティーン女子にしちゃ えらく大人びた歌唱が映えるムーディーなバラード『わがままを許して』やアイドルポップスに大きく傾倒した『GET MY SHININ’』なども取り込んだりして、作品に幅を持たせているのがいいですな。結果として既存曲過多になっちまってるとはいえ。

 

 やっぱりこの時期の楽曲を聴いても 安室ちゃんの歌はブラック系ナンバーで真価を発揮しているって感じがしますね。特に『DANCING JUNK』、これはニュージャックスウィングとザッツアイドルなポップ感と90s特有のヒット音という90s J-POPならではの掛け合わせがもう最高っすね。初期安室ちゃん(っていうかスーパーモンキーズ)きっての傑作ナンバーであり、個人的には「アーリー90’sアニソンといえばコレ!」っていう一曲(「忍たま乱太郎」の初期ED曲)でもあります。

 

 シングル3曲+『GO! GO!~夢の速さで~』『ハートに火をつけて』といったユーロ系統の楽曲もいいです。正直安室ちゃんよりも、バックで踊ってたMAXのほうがユーロの適正は高かったような気がしますけど、クレープアイスの印象が強い『太陽のSEASON』と シングルなのにリアルタイムで聴いた覚えがない哀愁ユーロ『Stop the music』はMAXユーロ曲に引けを取らない佳曲ですな。

 

 ブラック×アイドルポップス並びにユーロカバー路線は本作を以って最後になるんですが、質的にも量的にもこれで十分だと思います。安室ちゃんのデビューからブレイクまでの約3年を総括する一枚でもあり、日本の音楽の流行を女子高生が牛耳るようになったことや当時カラオケブームの真っ只中であったことを象徴するような一枚でもありで。95年のJ-POPシーンを語る上では B’zの『LOOSE』やドリカムの『DELICIOUS』以上に外せない作品といっても過言ではないみたいな。

 

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