アルバム感想『STYLE』/ 安室奈美恵

STYLE (CCCD)
『STYLE』/ 安室奈美恵
2003.12.10
★★★★★★★★☆☆

01. Namie’s Style ★★★★★★★★☆☆
02. Indy Lady feat.ZEEBRA ★★★★★★★★★☆
03. Put’Em UP ★★★★★★★★☆☆
04. SO CRAZY ★★★★★★★★☆☆
05. Don’t Lie To Me ★★★★★★★★★☆
06. LOVEBITE ★★★★★★★★☆☆
07. Four Seasons ★★★★★★★★☆☆
08. Fish feat. VERBAL&Arkitec (MIC BANDITZ) ★★★★★★★★★☆
09. gimme more ★★★★★★★★☆☆
10. As Good As ★★★★★★★☆☆☆
11. shine more ★★★★★★★★★☆
12. Come ★★★★★★★☆☆☆
13. Wishing On The Same Star  ★★★★★★★★☆☆
14. SO CRAZY (MAD BEAR MIX) ★★★★★★★★☆☆
15. Wishing On The Same Star (Movie Version)  ★★★★★★★★☆☆

 

 


 

 SUITE CHICでの課外活動を経てリリースされた、オリジナルとしてはなんと3年ぶりとなるアルバム。

 安室ちゃんのマッチョなシャウトが炸裂するアグレッシブなダンスナンバー『shine more』、怨念渦巻く(大袈裟)ローヴォイスでブイブイ言わす ダラス・オースティンとのタッグ曲『Put’Em UP』、メロディ展開が甚く真っ当で且つアレンジもスマートな『SO CRAZY』といったシングル曲や、低音がズンズン響くトラックが実にパワフルな 倉夫妻プロデュース曲『Namie’s Style』、「安室ちゃんが不良になっちまっただ!」的HIP-HOPナンバー『Indy Lady feat.ZEEBRA』、遊び心が効いた和テイスト混じりのHIP-HOPナンバー『Fish feat. VERBAL&Arkitec (MIC BANDITZ)』など、本作の主軸となっているのはやはりSUITE CHICで展開していたR&B/HIP-HOPサウンド。

 



 

 なんですが、雨上がりのような煌めきと穏やかさを有したトラックに 安室ちゃんのアンニュイな歌唱が乗っかった、安室ちゃんなりの傑作萌えうた『Don’t Lie To Me』、GLAYのTAKUROが書き下ろしたと言われても全然ピンとこない、サイバーな浮遊感と甘く切ない響きがちょっと擽ったい『LOVEBITE』、和風情緒溢れるメロディが美しい、本作中最もポピュラリティーに長けたミドル『Four Seasons』、妖艶クールな歌唱とアグレッシブに鳴るオケヒに痺れる『gimme more』、ロック風味を取り込んだ『As Good As』、幻想性を有した四つ打ちナンバー『Come』、ドラマティックな仕上がりながら無駄が一切ない極上の歌姫バラード『Wishing On The Same Star』など、R&B/HIP-HOPオンリーに止まらない様々なタイプの楽曲もたんと盛り込まれているのもまた本作における特筆すべきポイント。小室プロデュース期の作品でもここまで目に見えてなんでもアリな作品ってありませんでしたからね。

 

 ダブ要素を取り込んでトラックの主張が強くなった『SO CRAZY (MAD BEAR MIX)』や、リズムを取っ払ったバージョンの『Wishing On The Same Star (Movie Version)』といったボーナストラックの出来も非常にグッドです。

 

 まだブラックミュージック一本に絞りきれていないともとれてしまうラインナップですけど、チャレンジ精神のベクトルを最も多方面に広げた意欲性満点の一枚とも捉えられるかなと。カッコええ楽曲と豊富なバラエティ感でとことん楽しませてくれる良作であります。

 

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