アルバム感想『D’AZUR』/ 藍井エイル

D'AZUR
『D’AZUR』/ 藍井エイル
2015.6.24
★★★★★★★★★☆

01. awakening
02. IGNITE ★★★★★★★★☆☆
03. ラピスラズリ ★★★★★★★★★☆
04. ゆらり ★★★★★★★★☆☆
05. シンシアの光 ★★★★★★★★★☆
06. Quit ★★★★★★★★☆☆
07. Bright Future ★★★★★★★★☆☆
08. JUMP!!! ★★★★★★★★☆☆
09. 幻影 ★★★★★★★★★☆
10. ずっとそばで ★★★★★★★★★☆
11. GENESIS ★★★★★★★★★★
12. ツナガルオモイ ★★★★★★★★☆☆
13. 青の世界 ★★★★★★★★☆☆
14. BREAK OUT! [Bonus Track] ★★★★★☆☆☆☆☆

 

 

 今春活動再開する藍井エイルちゃんの、約1年半ぶりとなる3rdアルバム。

 今回はアニソンシンガーとしての立ち位置を改めて示すかのように、バトルものファンタジー系アニメ/ゲーム的な世界観を意識した楽曲がメインとなってます。パワフルとかシリアスとかヒロイックとか、そんな単語を並べたくなるような楽曲がもう仰山。エイルちゃんの気高い女戦士さながらの端正でリキが入った歌唱との相性は抜群ということもあり、これまで以上にエイルちゃんの強みが活きてます。

 

 覚醒を予感させるイントロダクション『awakening』を経ての勇ましいアップナンバー『IGNITE』で早速「このフィールドは私の縄張りだ」と拳を振りかざすかの如く主張。

 これ以降も、強烈な歌謡感を醸し出す哀愁メロとエキゾチックなアレンジが新しくもエイルちゃんの歌唱スタイルにハマったスケール感を有したミドルナンバー『ラピスラズリ』、切なさを残して颯爽と駆け抜ける疾走ナンバー『ゆらり』、ヒロイックの極み女戦士ロック『シンシアの光』、サイバーかつダビーなサウンドを駆使してダークな音世界を描写しているのがエイルちゃんには珍しいスリリングアップ『Quit』、スタジアム映えしそうな清々しさ満点のアンセム的ナンバー『Bright Future』、ライブ意識の疾走ロックナンバー『JUMP!!!』、サビメロ冒頭で変化球をかます切迫感あるマイナーロック『幻影』、熱唱系の優しさミドルバラード『ずっとそばで』、ストリングスだけでなくクワイアまで導入された 荘厳で力強いドラマティックロック『GENESIS』、ストレートかつアーシーなガールズロック『ツナガルオモイ』、ピアノとストリングスによる美麗なスローバラード『青の世界』など、最後まで気高い女戦士っぷりに箔をつけるような楽曲を畳み掛ける豪傑ラインナップ。

 

 

 冒頭でも書いたように、どの曲でもエイルちゃんの強みが活きてるし、エイルちゃんの歌唱の力で楽曲の質が底上げされてるも同然ではあるのですけど、アップナンバーに限らずバラード曲でも力強く高らかに歌い上げてることもあり、とにかく全体的にカロリーがくそ高けぇ!元々の楽曲自体が高カロリーだから、作風にそこそこの振れ幅があるとはいえ、普段この系統の楽曲を聴いてない人にとっては胃もたれモノかもしれませんな。まあこの手の高カロリーぶりは奈々さんのアルバムで慣れてしまってるので私的には何の問題もないんですけど。

 

 あと、『BREAK OUT!』(相川七瀬)カバーは正直イマイチ。選曲自体に異を唱えるつもりはないけど、どうしてこんなベタベタしたデジタルアレンジを施すのかねぇ。テンポ遅くなってるしキレもないし、完全にサウンドがエイルちゃんの足を引っ張っちまってます。

 

 ということで、カバー曲を除けば仕上がりは極めて上々。今のエイルちゃんならメタル系の楽曲もある程度イケると思うんで(以前ミニアルバム『Prayer』でメタル系に着手してました)次回作で是非とも。

 

 

 

 

 

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