アルバム感想『How’s it going?』/ 嵐

How's It Going? (通常盤)
『How’s it going?』/ 嵐
2003.7.9
★★★★★★★★★★

01. とまどいながら (album version)  ★★★★★★★★★☆
02. Crazy groundの王様  ★★★★★★★☆☆☆
03. Lucky Man  ★★★★★★★★★★
04. 身長差のない恋人  ★★★★★★★★☆☆
05. ONLY LOVE  ★★★★★★★★☆☆
06. 嵐のまえの静けさ  ★★★★★★★★★★
07. Blue  ★★★★★★☆☆☆☆
08. Walking in the rain  ★★★★★★★★★★
09. パレット  ★★★★★★★★☆☆
10.できるだけ  ★★★★★★★★★☆
11.テ・アゲロ  ★★★★★★★★★★
12.15th Moon  ★★★★★★★★☆☆
13.どんな言葉で  ★★★★★★★★☆☆
14.PIKA☆NCHI (album version)  ★★★★★★★★★★

 

 

 約1年ぶりとなる3rdアルバム。ディスコやR&Bを踏襲した 質の高いアイドルポップスと 彼らのとっぽさやヤンチャぶりがハイブリッドしており、嵐らしさやサクラップのオリジナリティを本格的に決定付けた一枚といっても過言ではありません。

 

 足取り軽やかに思いっきり弾けまくったサクラップや ホーン&ベースのアレンジが冴えに冴えたハイテンションなディスコティックサウンドとの掛け合わせが最高すぎる『Lucky Man』と、軽快かつカラッとしたポップロックサウンドと ラップを巧みに織り交ぜた小粋な歌メロに胸スカする『嵐のまえの静けさ』の2曲が本作のハイライト。後者は 煮え切らない現状を噛み締めつつも野心を剥き出しにした歌詞が 当時の嵐を象徴しているかのようで、楽曲のエネルギッシュさと清々しさに大きく寄与しています。

 

 SMAP007路線でバックを固めた清々しいアイドルポップス『身長差のない恋人』、エステリーな香りとアーバンな雰囲気を兼備した コンテンポラリーなR&B『ONLY LOVE』『Walking in the rain』、アコースティック調の穏やかなミドル『パレット』、エグキャッチー以外のなにものでもない『できるだけ』、「ハイなパーティー」を「排卵パーティー」と空耳してしまうこと必至の ラテン風味のダンサブルなセックスソング『テ・アゲロ』、軽やかなポップロック『どんな言葉で』『HERE WE GO!』序盤で打ち出した硬派なサウンドアプローチを抜け良く改善した『Crazy groundの王様』『15th Moon』といったその他の楽曲も軒並み仕上がり上々。本作で唯一のベッタベタなスローバラード『Blue』は単品だとちょっとアレだけど、アルバムのフックとしてはイイ感じに機能してます。

 

 メロディアスで切ないジャニーズ歌謡『とまどいながら』、ゴリラップ覚醒の契機になったゴリゴリミクスチャー『PIKA☆NCHI』といった 「ジャニーズポップス・ミーツ・ディスコ」な本編とは接点がなさそうなシングル曲はそれぞれオープニングとラストに収録。シングル曲だからとりあえず収録しただけかもわからんけど、アルバムの流れ的にこのポジションに置いたのは正解。文句なしの名盤、っていうか嵐の最高傑作だわこりゃ。

 

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