アルバム感想『BEST Ⅰ』/ Ayasa

BEST I(通常盤)
『BEST Ⅰ』/ Ayasa
2017.1.25
★★★★★★★★★★

01. chronicle ★★★★★★★★★☆
02. Re:Birth ★★★★★★★★☆☆
03. 回転木馬の惑星 ★★★★★★★★☆☆
04. Spectrum feat. B.EYES ★★★★★★★☆☆☆
05. 東京2020 ★★★★★★★★★☆
06. 百日紅 ★★★★★★★★☆☆
07. アキダリア海戦記 ★★★★★★★★★☆
08. 謝肉祭の夜 ★★★★★★★★★☆
09. 我愛你 ★★★★★★★★☆☆
10. 華吹雪!破天連娘 ★★★★★★★☆☆☆
11. 音楽はお好き? ★★★★★★★★☆☆
12. VOICES Strings ver. ~featuring Ayasa ★★★★★★★★★☆
13. 戦いの果てに ★★★★★★★★☆☆
14. 愛と哀を遺さず… violin ver. ★★★★★★★★★☆
15. Firekeeper ★★★★★★★★★☆
16. 雪になれなかった雨 vocal ver. ★★★★★★★★★★

 

 

 ロックヴァイオリニスト・Ayasaさんの1stベストアルバム。

 Ayasaさんはこうしてソロ作品の発表やライブを行う他に、ヲタリストAyasaとしてYouTubeにて コスプレして初音ミクやアニソンをヴァイオリンでカバーした動画を公開したり、DIR EN GREYのDieとMOON CHILDの樫山圭を中心としたバンド「DECAYS」にヴァイオリニストとして参加していたりもしています。

 

 これまでリリースした4枚のミニアルバムからセレクトされた他、Ayasaさん自身が出演したXperiaのCM楽曲や、前述の Ayasaさんも参加しているバンドDECAYSの楽曲カバー、Ayasaさんが参加したプロジェクト『Knights of the Sound-Table -音卓の騎士-』の楽曲など、Ayasa名義の作品に初収録となる楽曲も網羅。ちなみに、収録曲は基本インストで、ボーカル曲は、クリエイター集団・nowiseeのボーカリストであるStrange Octaveがゲストボーカルとして参加した『雪になれなかった雨 vocal ver.』のみ。

 

 

 

 ヴァイオリニストの作品ということで、なんとなくクラシカルなイメージを抱きがちですが、ロックテイストやデジタルビートを駆使したアプローチが多く、トータル的にはアニメやゲームのサントラっぽい雰囲気の曲がメインとなってます。

 

 壮大な物語の幕開けに相応しい『chronicle』、まさしく目覚めをイメージさせる冒頭のヴァイオリンのプレーが実に鮮やかな ロックテイストのアップナンバー『Re:Birth』摩訶不思議なマーチング系『回転木馬の惑星』、エレクトロアレンジとの融合をはかった『Spectrum feat. B.EYES』、近未来的なデジロック『東京2020』女の子だらけの学園アニメちっくな爽快さを放つ『百日紅』、船出を連想させる 高揚感たっぷりの『アキダリア海戦記』、アイリッシュなアレンジに心躍る『謝肉祭の夜』中華風アレンジで彩るミドルバラード『我愛你』、なんだか らんま1/2のOPっぽい これまた中華風アレンジの疾走ロック『華吹雪!破天連娘』Ayasaさん自身が出演したXperiaのCM楽曲である クラシカル要素がクローズアップされたシリアスナンバー『VOICES Strings ver. ~featuring Ayasa』勇壮なハードロックナンバー『戦いの果てに』、前述の Ayasaさんも参加しているバンドDECAYSの楽曲カバーである 耽美系V-ROCK『愛と哀を遺さず… violin ver.』メタリックなギターリフがリードする壮絶なHR/HMナンバー『Firekeeper』、ヒンヤリした幻想的な美バラード『雪になれなかった雨 vocal ver.』など、曲毎の世界観やアプローチは実に様々。

 

 中でも異色なのが『音楽はお好き?』。スペーシーなエレクトロサウンド、ファンキーなベースとカッティングギターにヴァイオリンがメインポジションに立って絡んでくるっていう なかなかシュールな作風で、ヴァイオリンの音が入った瞬間「な、なんだこりゃ!?」ってなっちまいますよこれは。

 

 また、Ayasaさんのヴァイオリンプレーは、どの曲でもしっかり気品が備わっていながらも、楽曲の作風に応じた柔軟な感情表現・ムード演出に長けており、クラシカルな雰囲気で侵食することなく各曲が持つ雰囲気をグッと引き立ててくれます。そして、時折魅せるテクニカルなプレーでシビれさせてもくれます。『Firekeeper』で盛り上がりが最高潮に達する3分あたりでの昇天さながらのプレーとか、聴いてるこっちまで昇天しそう。

 

 ということで、クラシックに造詣が深くない私でも始終楽しめたアルバムでした。前述通り、アニメやゲームのサントラ的な楽曲が好きであれば気に入ると思います。

 また、音源だけで楽しむのもいいけど、Ayasaさんはプレースタイルがカッコいいので動画やライブ(インストア含む)で観聴きしたほうがベターです。先日私もタワレコのインストアライブでAyasaさんのステージを観たんですが、立ち振る舞いやヴァイオリン捌きが華麗すぎること…。

 

 

 

 

 

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