アルバム感想『VECTOR』/ BLUE ENCOUNT


『VECTOR』/ BLUE ENCOUNT
2018.3.21
★★★★★★★★☆☆

01. 灯せ  ★★★★★★★☆☆☆
02. Waaaake!!!! ★★★★★★★☆☆☆
03. コンパス  ★★★★★★★★☆☆
04. VS ★★★★★★★★☆☆
05. RUN ★★★★★★★☆☆☆
06. …FEEL? ★★★★★★★★★☆
07. ハンプティダンプティ ★★★★★★★★☆☆
08. resistance ★★★★★★★★☆☆
09. 虹 ★★★★★★★☆☆☆
10. グッバイ。 ★★★★★★★☆☆☆
11. coffee, sugar, instant love ★★★★★★★★★☆
12. 「77」 ★★★★★★★☆☆☆
13. さよなら ★★★★★★☆☆☆☆
14. こたえ ★★★★★★★★☆☆

 

 

 

 約1年2ヵ月ぶりとなる3rdアルバム。

 彼らが持ちうる直向きさや熱量の高さが投影されてるという点、そして全体的に汎用性の高いJ-ROCKで構成されてるというは前作同様。

 

 変わったことと言ったら、前作で見受けられた あからさまにJ-POPへ傾倒した歌モノナンバーが減少したこと。元々彼らはJ-ROCK畑の中でも取っつきやすいポップさをガッチリ装備してるから、あんまり過度にポップさを意識する必要はないというか、むしろそういうことされちゃうと どうしてもあざとさや安っぽさが際立っちゃうから、そこが前作で引っ掛かったトコなんですよね。

 

 あと、同じく前作で感じた懸念点である安易な音の詰め込みたがりな癖も解消されてます。出しゃばりもゴチャつきもなく、でもしっかりテクを活かして楽曲のガッシリした骨組み形成や彩り添えに尽力しています。重さとエモさを演出する流麗なツインギターが楽曲を牽引するロックナンバー『…FEEL?』、ファンキーなカッティングギターやディスコティックなリズム隊のプレーがイカす『coffee, sugar, instant love』なんかがまさにそんな感じですね。テクを活かしたそのプレーがそのまま楽曲の面白さに直結してる。

 

 

 

 また、エネルギッシュアップ『灯せ』、ライブコンシャスなスーパーポジティブアップ『Waaaake!!!!』、極めてコマーシャルなポップロック『コンパス』、何度目かのKEYTALKっぽいダンスロック『VS』、泥臭いメロコア『RUN』、お調子者なラップとベースが引っ張るアンサンブルが聴き手を踊らせる『ハンプティダンプティ』、間奏でブレイクダウンを魅せる硬派な疾走ロックナンバー『resistance』など、初っ端から8曲立て続けにカッ飛ばしておりば。アグレッションもそこそこあって、サウンドのアプローチも都度ちょいちょい変えてきてるからダレずに聴ける。

 

 

 雨上がりのような清々しさを感じさせるセンチメンタルなミドルロック『虹』、KANA-BOONっぽいメロウで青いミドルポップ『グッバイ。』、「グッバイ」と意味一緒やん的 盤石バラード『さよなら』、理想と現実の狭間で葛藤した末に導き出したこたえを力強く歌い上げるミドルロック『こたえ』といった感傷を含有した楽曲達も良い。

 

 ぶっちゃけ作風は前作と大きく変わってはいませんが、1stから順に聴いてると着実に一歩一歩ステップアップしていってることがしかと窺えるのでそこは好印象。あと、単純に過去2作よりも良い曲・好きな曲が多いし。 

 

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