アルバム感想『BAD COMMUNICATION』/ B’z


『BAD COMMUNICATION』/ B’z
1989.10.21
★★★★★★★☆☆☆

1. BAD COMMUNICATION ★★★★★★★★★★
2. OUT OF THE RAIN -OFF THE LOCK STYLE- ★★★★★★★★☆☆
3. DA・KA・RA・SO・NO・TE・O・HA・NA・SHI・TE -OFF THE LOCK STYLE- ★★★★★★★★☆☆

 

 

 「デジタルとロックの融合」なるコンセプトを掲げていた前2作とは異なり、80’sディスコ仕様のダンスミュージックに傾倒した実験的なミニアルバム。

 

 リード曲でもあり、B’zの出世作でもある『BAD COMMUNICATION』、傑作でしょーこれは。あらゆるサンプル音を駆使するばかりか、レッド・ツェッペリンの『Trampled Underfoot』のリフや一部メロまで引用し、煌びやかでポップに仕立て上げたそのサウンドは、タック松本のパクリジナルの技術が遂に爆発した!と思えるほどの代物だし、稲葉先生手腕の歌詞も「イミシンな言葉で カクシンにせまらないで」を筆頭に「いつでもMakin’ love 君じゃなくても 真っ赤なバラの花びらで 直立不動 Nights」「血も流れないウワベの順風満帆days」「キ・ミ・はギター(Give me your guitar)」など、言葉のチョイスや乗せ方も格段にキレを増しているし、出世作になるべくしてなった一曲という感じがしますな。

 

 『OUT OF THE RAIN -OFF THE LOCK STYLE-』は『君を今抱きたい』を、『DA・KA・RA・SO・NO・TE・O・HA・NA・SHI・TE -OFF THE LOCK STYLE-』は『だからその手を離して』をそれぞれ80’sディスコ仕様にアレンジし、英詞に置換したテイク。どちらも原曲以上に嵌りが良いアレンジで、7分以上に引き伸ばされてはいるものの、私的にはアニメ版ドラゴンボールみたいな冗長さを感じることなく聴けるので、原曲以上に気に入ってます。

 

 「最先端から加速する」を地で行ってる上に、本作のキャッチコピーである「エンドレスで、かまわない。止めるまで、DANCE空間。DANCE ORIENTED SPECIAL」が示す通り、7分オーバーという長尺をものともしない中毒性が備わってるというこの鉄壁ぶり。すばら!やはり実験作という割り切りが功を奏したんでしょうかね。

 欲を言うなら、新曲でもリアレンジでもいいから あと2曲くらい同系統のディスコナンバーを追加収録してほしかったなと。全3曲トータル20数分じゃ流石に物足りないっすよ。

 

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