アルバム感想『Expression』/ DA PUMP

EXPRESSION
『Expression』 / DA PUMP
1998.7.23
★★★★★★★★★★

01. Intro~Expression~
02. Feelin’ Good -It’s PARADISE- ★★★★★★★★★★
03. Love Is The Final Liberty (Full Length) ★★★★★★★★★★
04. Coffee Scotch Mermaid~Bang!Bang!Boom!~ ★★★★★★★★☆☆
05. Town (Interlude)
06. You don’t have to worry, baby ★★★★★★★★★☆
07. Without you ★★★★★★★☆☆☆
08. Sunahama (Interlude)
09. Infinity~moon ride~ ★★★★★★★★☆☆
10. ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~ ★★★★★★★★★★
11. Rhapsody in Blue (Album Version) ★★★★★★★★★☆
12. Crazy Rain ★★★★★★★★☆☆
13. Young age (Interlude)
14. 17guyz ★★★★★★★★★★
15. Crash! my Love★Thanx! my Friends ★★★★★★★★☆☆
16. Defy (Interlude)
17. We’ll get the Wonderful one ★★★★★★★☆☆☆
18. 4 (Interlude)
19. Stay Together ★★★★★★★★★★
20. Outro~Dawn~

 

 

 沖縄出身のイケメン4人組ボーカルダンスユニット・DA PUMPの1stアルバム。
 プロデューサーである富樫明生師匠が手掛ける ブラックミュージックを下地としたOne&Onlyなダンスポップが目白押しで、90年代後半のJ-POPのオイシイとこをギュッと詰め込んだような感じもしますね。

 

 メインボーカルであるISSAの歌はこの時点で既に上手いしカッコいいです。当時の彼のボーカルは爽やか好青年な感じもありつつ やんちゃ坊主な感じもあり、まだ成熟していない男のセクシーさなんてものも内包していたりして、現在の彼とはまた違った魅力に溢れています。

 



 

 デビュー曲にして早くもパンプ&富樫氏のスタイルが高い完成度で以て確立された ニュージャックスウィング系ダンスポップ『Feelin’ Good -It’s PARADISE-』、終始チャキチャキなノリを貫き通すファンキーはパーティーチューン『ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~』といった、富樫師匠の持ち歌のカバーであるこの2曲は、本作どころかDA PUMP全史におけるベストオブベストな傑作ナンバー。特に後者は、当時まだハイティーンだった彼らのヤンチャぶりが大いに活かされているし、4人が押韻を半ば無視して掛け合いをするラップパートが痛快極まりないしで、これは時代も世代も問わない名曲だと思うんだけどなあ。

 


 

 『Crash! my Love★Thanx! my Friends』『Stay Together』といった ミドルスロー/バラード曲の出来も上々。
 前者は、失恋の苦味を噛み締めたようなISSAの情感豊かなボーカルが秀逸。そんなハートブレイクなうな主人公に対してのラップがまたいい味出してます。10代男子らしい 神妙になりすぎない 程よい軽さがあるのもいいし、クールで頼れる男感を醸し出すKENと ややマヌケ感が漂うYUKINARI、天然ぶり丸出しなSHINOBUとキャラ分けがされてるのもまた良し。

 後者は「いつも眩しい俺だけのあの笑顔取り戻すから」だの「キーポンラビニュー大切な未来俺が守るから」だの 10代の分際で力強く高らかに歌っちゃってるISSAが頼もしすぎて くそカッコいいの一言。

 



 

 スタイリッシュにキメつつも ラップパートで10代男子らしき清々しい溌剌ぶりを覗かせる ストリートライクなダンスポップ『Love Is The Final Liberty』、サウンドのみならず、サビの歌メロが繰り出す軽快なグルーヴ感がたまらん 軟派な爽快サマーポップス『Rhapsody in Blue』、ブリッジにおけるラップパートのキレキレぶりが痛快な 軟派でホットなサマーポップス『Coffee Scotch Mermaid~Bang!Bang!Boom!~』、ルーズなノリでありながらも男子ならではのチャーミングさや優しさが見え隠れする”HIP-POP”ナンバー『You don’t have to worry, baby』、穏やかな歌唱が印象的なしっとりミドルバラード『Without you』、艶やかでゴージャスなコーラスがムードに華を添える クールで熱いダンスナンバー『Infinity~moon ride~』、母性を擽るダメ男っぷりが滲み出たAメロが秀逸なミドルR&B『Crazy Rain』、ファンキーで勇ましい『We’ll get the Wonderful one』、ティーンエイジャーに捧げる 青くさくも野心に満ち溢れた青春アンセム『17guyz』など、その他の楽曲もいいものばかり。特に『17guyz』はリリース当初(1997年)からずっと好きな曲ですけど、今となっては青春まさかりな歌詞にほろ苦さみたいなもんを感じるようになって、これはこれでまたいい味。

 

 男性ダンスボーカルユニットの1stアルバムとしては申し分ない出来映えでしょこりゃ。「ジャニーズはダパンプの底知れぬ可能性を恐れている」的名盤というかね。10代ならではの魅力もしっかり密封されてるし、10代であることに甘んじないスキルも備わってるし、4人ともイケメンだし、さらには 深夜に自分らの冠番組を持ってバラエティ力まで身につけちゃってるし…そりゃあジャニーズの目の敵にされて当然だわな。

 

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