アルバム感想『THE NEXT EXIT』/ DA PUMP

THE NEXT EXIT
『THE NEXT EXIT』/ DA PUMP
2002.2.20
★★★★★★★★★☆

01. intro
02. Thrill ★★★★★★★★☆☆
03. if… (Album Version) ★★★★★★★★★★
04. Everybody Join Us (in The Party) ★★★★★★★☆☆☆
05. CORAZON ★★★★★★★★☆☆
06. Forever This Time ★★★★★★★★☆☆
07. Angelize ★★★★★★★☆☆☆
08. Do The Bad Thing ★★★★★★★★★★
09. Purple The Orion (Album Version) ★★★★★★★★★☆
10. Somebody ★★★★★★★★☆☆
11. Dragon Screamer ★★★★★★★★★☆
12. White Moon Lullaby ★★★★★★★★☆☆
13. Sparkle ★★★★★★★★★★
14. Steppin’and Shakin’ ★★★★★★★★★★
15. All My Love To You ★★★★★★★★☆☆
16. Loose Life (not so bad) ★★★★★★★☆☆☆
17. Break!Go! ★★★★★★★★★☆
18. One Love WATTER NU UMUI ★★★★★★★★☆☆

 

 

 ベスト盤とリミックスアルバムのリリースを挟んで約1年半ぶりにリリースされた4thオリアル。
 これまでのDA PUMPにあった「爽やか好青年」「やんちゃ坊主」のイメージを大きく変えた一枚です。そういった趣の楽曲も若干押さえてはいるんですけど、大半は男気溢れる熱い曲や クールさ・色気で魅せる大人っぽい楽曲で固められています。

 


 

 ちなみに、本作には既にベスト盤に収録済みの『if…』『Purple The Orion』も漏れなく収録されています。どういうつもりでその2曲を収録したのか定かじゃありませんが、単なる水増しとか曲数稼ぎではない 意義のあるチョイスだと思うし、通しで聴くと やっぱりDA PUMPにとって『if…』というのは音楽面でも大きなターニングポイントになった曲なんだなと実感しますね。

 


 

 あどけなさが抜け、いよいよ大人の男のテリトリーに踏み込んできた感があるISSAのボーカルと キャッチーで哀愁を帯びたメロディに加え、湿り気がありながらもビートが効いたダンサブルなトラックや、ラップやフェイクで程よくスパイスをプラスしたKENが新たな魅力を打ち出しているし、その魅力や手法は 本作でも様々な箇所でバリエーションを拡げて応用されてますからね。

 KENのラップが生命線になっている『Break!Go!』なんて曲もあるくらいだし(KENだけがラップしてるわけじゃないけど)。アクが強くて始終キレッキレ、KENのラッパーとしてのポテンシャルが思いっきし開花したカッコいい曲です。

 

 個人的に特に気に入ってるのが『Do The Bad Thing』。なんていうんですか熱血漢!こりゃ世界一暑苦しいニュージャックスウィングですよ。熱の篭ったボーカル・ラップも然ることながら、ロッキッシュなサウンドに なんだかヤケドしちまいそうなゴッツいオケヒが暑苦しいわヒリヒリするわでとにかく全身にキまくり。

 

 他には、忙しなくガリガリ鳴り弾けるビートが印象的な『Thrill』、終止ムードを大切にした 歌い上げない柔らかな歌唱で聴かせるミドルスローR&B『Forever This Time』、シンセやリズム、コーラスが80sっぽくもあり、一昔前のK-POPっぽくもある『Dragon Screamer』、寒空のヒンヤリした空気の中で温もりを届けるメロウなR&B『White Moon Lullaby』、仄かな甘味を含んだ艶っぽいISSAのボーカルと KENのビターなラップ・フェイクのコンビネーションに痺れるムーディーなR&B『Sparkle』といった シングルではあまり魅せることがない一面がクローズアップされた楽曲がかなりお気にです。

 


 

 シングル曲だと、『Do The Bad Thing』と違いスタイリッシュかつファンキーなニュージャックスウィングに仕上げた『Steppin’and Shakin’』が特に好きです。「トリステェコーラァァアゾン!」の舌回しがイカす ラテンテイストのダンスナンバー『CORAZON』、ゴスペルやオーケストラを用いた大仰なウィンターバラード『All My Love To You』も良いです。

 

 親しみやすいJ-POPとはやや距離を置いた楽曲が多めですが、これまで以上に彼らのポテンシャルがしっかり引き出された良作であります。富樫師匠プロデュースのアルバムは本作がラストになります。

 



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