アルバム感想『GATES OF HEAVEN』/ Do As Infinity

GATES OF HEAVEN (CCCD)
『GATES OF HEAVEN』/ Do As Infinity
2003.11.26
★★★★★★★★★☆

01. Gates of heaven ★★★★★★★★☆☆
02. 本日ハ晴天ナリ ★★★★★★★★☆☆
03. 柊 ★★★★★★★★★☆
04. アザヤカナハナ ★★★★★★★★☆☆
05. 魔法の言葉 ~Would you marry me?~ ★★★★★★★☆☆☆
06. ブランコ ★★★★★★★★★★
07. D/N/A ★★★★★★★★☆☆
08. Weeds ★★★★★★★★★☆
09. Field of dreams ★★★★★★★★☆☆
10. 科学の夜 ★★★★★★★★☆☆
11. Thanksgiving Day ★★★★★★★★★☆
12. 本日ハ晴天ナリ [a-nation 2003 Live ver.] ★★★★★★★★☆☆

 

 

 前作より1年足らずでリリースされた5thアルバムです。

 『NEW WORLD』と『DEEP FOREST』を混ぜたような感じがしますね。亀田師匠手腕のデジタリーなアレンジや ロックナンバーからイメージされる ダークネスから光を目指して歩む的なポジティビティや力強さは『NEW WORLD』を想起させるし(『TRUE SONG』とはちょっと違う)、オーガニックな感触を尊重したポップスやミドル/バラードは『DEEP FOREST』の系譜を受け継いでるような印象だし。爆音バリバリになってるわけでもなければ ポップサイドに寄りすぎてチープになってるわけでもないし、双方の中間地点に着地しつつも 上手いこといいとこ取りをしたなっていう、そんなアルバムなのでありました。

 

 シャープかつ硬派な疾走ロック『Gates of heaven』、冷たく重い雰囲気を醸し出したシリアスバラード『柊』、レゲエのノリとブラスアレンジを採用したほのぼのミドル『アザヤカナハナ』、オリエンタル風味を注入したノスタルジックバラード『ブランコ』、クールかつ退廃的なデジロック『D/N/A』、穏やかながら芯の強さを感じるミドルナンバー『Weeds』、夢追人が夢の途中で厳しい現実に直面する様を描写した歌詞がなんともほろ苦い アーシーなミドルバラード『Field of dreams』、核戦争が齎した地球の終末を歌うことで反戦を訴えるヘヴィなロックバラード『科学の夜』、彩り豊かなダンサブルデジポップ『Thanksgiving Day』など、単純に曲の出来が良いだけでなく、統一性を大事にしつつも様々なタイプの楽曲を用意しているのがいいですな。

 

 …と言いたいトコなんですけど、シングルにもなった2曲(『本日ハ晴天ナリ』『魔法の言葉 ~Would you marry me?~』)が…。いや、どっちも悪かない曲なんですけど、どっちも枠はみ出しすぎやろっていう。

 ファイト一発的なノリのパンクナンバーな前者は『TRUE SONG』にならなんとか嵌りそうな感じの作風で、本作の中ではかなり浮いた存在。つーか、この手の曲を演るなら演るで もっと骨のある演奏で聴かせて欲しかったっす。

 ブラスとストリングスを派手にあしらった明るいウェディングソングである後者は完全に伴ちゃんソロです。本作どころかドゥアズの枠すらはみ出してしまってるやん。「ウジュマリミ~ハニ~♪」って歌詞もまた凄いな、あまりにも直球過ぎて。やっぱり伴ちゃんか亮くんのどっちかが書いたんかなコレ。

 

 ということで、マイナスポイントも若干ありはしましたが、私的には『NEW WORLD』に次ぐ傑作。ドゥアズの旨味が最も濃厚に凝縮されているのはこのアルバムですかね。

 

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