アルバム感想『E.G.CRAZY』/ E-girls

E.G. CRAZY(CD2枚組+DVD)(スマプラミュージック・スマプラムービー対応)
『E.G.CRAZY』/ E-girls
2017.1.18
★★★★★★★☆☆☆

Disc-1【E.G.POP】

01. Anniversary!!  ★★★★★★★☆☆☆
02. E.G. summer RIDER ★★★★★★★☆☆☆
03. Saturday Night ~ロックな夜に魔法をかけて~ ★★★★★★☆☆☆☆
04. HARAJUKU TIME BOMB  ★★★★★★☆☆☆☆
05. White Angel  ★★★★★★★★☆☆
06. Merry×Merry Xmas★  ★★★★★★★★☆☆
07. Party In The Sun  ★★★★★★★★★☆
08. FASCINATION  ★★★★★★★★☆☆
09. 機械仕掛けのBye! Bye!  ★★★★★★★☆☆☆
10. STRAWBERRY サディスティック  ★★★★☆☆☆☆☆☆
11. 出航さ! ~Sail Out For Someone~  ★★★★★★★★☆☆
12. Love, Dream & Happiness  ★★★★★☆☆☆☆☆

Disc-2【E.G.COOL】

01. All Day Long Lady  ★★★★★★★★☆☆
02. Pink Champagne  ★★★★★★★★★☆
03. Hey You!  ★★★★★★★☆☆☆
04. CautioN  ★★★★★★☆☆☆☆
05. Boom Boom Christmas  ★★★★★★★★☆☆
06. Express -Do Your Dance-  ★★★★★★★★☆☆
07. Dance Dance Dance  ★★★★★★★☆☆☆
08. Bad Girls  ★★★★★☆☆☆☆☆
09. カウガール・ラプソディー  ★★★★★★☆☆☆☆
10. DANCE WITH ME NOW!  ★★★★★★★☆☆☆
11. ボン・ボヤージュ  ★★★★★★★☆☆☆
12. Go! Go! Let’s Go!  ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 オリジナルとしては約2年ぶりとなるアルバム。

 リミックスやライブテイクとかではなく、純正なるE-girlsナンバーが2枚のディスクに分けて全24曲も収録というとんでもないボリューミーさを誇ってますが、そのうちまっさらな新曲はたった4曲(+EXILEのカバー1曲)。しかも既存曲のうち5曲は本作より1年前に出たベスト盤に収録済という超絶すぎる水増しっぷり。まあ私は既存曲のほとんどを耳にしてない状態でこのアルバムを聴いたのでその点については無問題なんですけど、それにしたってこのボリュームはキツすぎる。

 

 っていうか、E.G.POPとかE.G.COOLとかいうカテゴリー分け。確かに概ねそのカテゴリーが示す通りに配分されてますけど、かといってその2タイプが二極化されているわけでもないし、さほど大きな差はないので、ベスト盤に収録済の曲やEXILEのカバーなどを外して1枚にまとめちゃったほうがよかったんでは。ディスク1枚が70分越えになっちゃったとしても、わざわざ2枚に分けるよりもずっとスマートだし、そっちのほうが断然聴きやすい。

 

 まず、E.G.POPをみていくと、『Anniversary!!』『E.G. summer RIDER』『機械仕掛けのBye! Bye!』といったお馴染みのキャッチーでポップなアップナンバーの他に、『HARAJUKU TIME BOMB』や ベイシティーローラーズのカバー『Saturday Night ~ロックな夜に魔法をかけて~』といったロッキッシュなポップス、スマートにゴージャスさを着こなしたパーティーチューン『Party In The Sun』、スタイリッシュでファンキーな『FASCINATION』、トロピカルハウスを取り込みお馴染みのE.G.POPSにアウトプットした『出航さ! ~Sail Out For Someone~』といった E.G.POPの名が示す通りポップ寄りのアップナンバーが多め…といっても『Party In The Sun』『FASCINATION』はE.G.COOLに収録されていても何ら違和感なさげですけど。

 

 やっぱポップ寄りで添加物多めのナンバーを続けざまに聴くのはちょっとしんどいっすわ。しかも『STRAWBERRY サディスティック』とかいうワルっぽさ・カッコよさ・可愛さなど何もかもが中途半端に沈殿しているダサダサでスカスカなロックナンバーなんかも入っちゃってるし。これは彼女たちのためにも今すぐ闇の彼方へ葬り去るべきだ。

 でもそんな中、ロマンティックな演出を施したアレンジと美しいボイスワークが出色のミドルバラード『White Angel』、クリスマス特有のウキウキ感とガーリーな可愛らしさを打ち出した『Merry×Merry Xmas★』といった柔らかなタッチのナンバーがいいアクセントになっているし、どちらも単体でみても良い曲。

 

 

 一方E.G.COOLサイド。しなやかでクールに引き締まったハネモノ系ダンスナンバー『All Day Long Lady』、タイトルからしてチャラチャラしたEDMサウンドが炸裂するパリピナンバーかと思いきや、彼女たちの凛としたボーカルが冴え渡る80sディスコタッチのスタイリッシュで煌びやかなダンスナンバーだった『Pink Champagne』、野性的なEDM『Hey You!』『カウガール・ラプソディー』、ポップに落とし込まれていながらもビターに味付けされたヒップホップ系『CautioN』、ヒップホップトラックを下地としてエレクトロ要素をコーティングした『Boom Boom Christmas』『Express -Do Your Dance-』、キレのあるカッティングギターが心躍らせるブラックフレイバーに満ちたダンスナンバー『Dance Dance Dance』バッドガールっぷりに物足りなさを感じてしまうワルっぽいダンスナンバー『Bad Girls』、90s的な懐かしさを孕んだT.Kura手腕のダンスナンバー『DANCE WITH ME NOW!』またもやトロピカルハウスが導入されたミドルナンバー『ボン・ボヤージュ』、ストリートライクなファンキーナンバー『Go! Go! Let’s Go!』と、どの曲も最終的にはポップに着地していますが、E.G.POPに比べれば幾分ビターなラインナップ。中でも『Pink Champagne』が凄くカッコいい。ただ12曲すべてがダンスポップ系なので、3,4曲くらいシックなミドルスロー系・バラード、もしくはR&B系があったほうがよかったな。

 

 

 既存曲の割合以前に そもそも曲数自体が多く、その割にさほど振れ幅が広くないこともあって飽きやすくダレやすいアルバムではあるけど、面白い曲もいくつかあったし、トレンドのダンスサウンドを意識しつつもポップに聴かせることへのこだわりがカタチになってる曲も多々あったので、アルバム単位ではなく、曲単位で摘まみ食いして聴いたほうが楽しめるアルバムなんではないかなと。

 

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アルバム感想『E.G.CRAZY』/ E-girls」への2件のフィードバック

  1. ryoma

    Flower経由でこれも聴いたんですが、既出曲の多さと曲の出来に唖然としました。これならE.Gsmile+アルファなベストを出してくれた方がキリが良かったです。まあ、アルバムをみんな辿ればシングルを回収出来るというメリットはありますが、確実に今までのオリアルで通して聴くのが辛い作品になるのは間違いです(1st~3rd未試聴ですが)
    かろうじて売り飛ばしませんが、売上がただ下がりなのも理解できます。

    ポップサイドは後半飽きるのはちづるさんと同じですね。特に最後の曲は異様にかったるい。クールサイドは印象薄いなと思ったんですが、璃、静香が滅茶苦茶ハマってて新生E-girlsには出来ないんだろうなと。リード曲は曲よりMVの仕掛けが面白いという。

    新生E-girlsって言っても鷲尾ちゃん主体で3人時代のFlowerとあんまり変わらないのもどうかと思いますが、その鷲尾ちゃんの声が好きなのとノンちゃんが居るんで新生E-girlsも聴いていきます。

    返信
  2. ちづる 投稿作成者

    >ryomaさん

    シングル曲が沢山あれば、そりゃあ豪華っちゃ豪華ですけど、ベスト盤ならまだしも、オリジナルアルバムと謳った作品で2枚組って普通に考えて敷居が高くて却って手に取りづらいと思うんですよね。しかもベスト盤収録済みの曲をわざわざ再収録とか、自分で自分の首を絞めてるとしか思えない…。重複収録がなきゃ1枚で済むしそのほうが絶対手に取りやすいのに何考えてんだか。
    新生E-girlsどうなんでしょうね。Flowerの活動とかもあるし、音楽性はこのまま変えずポップなダンスミュージックを続けてくれたほうが私的にはありがたいんですけどね。

    返信

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