アルバム感想『STAR OF WISH』/ EXILE

STAR OF WISH(AL+DVD3枚組)(豪華盤)
『STAR OF WISH』/ EXILE
2018.7.25
★★★★★★☆☆☆☆

01. PARTY ALL NIGHT ~STAR OF WISH~ ★★★★★★☆☆☆☆
02. Melody ★★★★★★★☆☆☆
03. My Star ★★★★★★☆☆☆☆
04. Turn Back Time feat. FANTASTICS ★★★★★★☆☆☆☆
05. Awakening ★★★★★☆☆☆☆☆
06. STEP UP ★★★★★★★★★★
07. Heads or Tails ★★★★★★★★★☆
08. STYLE of 24karats ★★★★★★★★☆☆
09. 24karats GOLD SOUL ★★★★★★☆☆☆☆
10. UPSIDE DOWN / EXILE ATSUSHI ★★★★★★★★★☆
11. AMAZING WORLD ★★★★★★★★☆☆
12. Ki・mi・ni・mu・chu ★★★★★★☆☆☆☆
13. Joy-ride ~歓喜のドライブ~ ★★★★★☆☆☆☆☆
14. 浪漫の地球(ホシ) ★★★★★★☆☆☆☆

 

 

 オリジナルとしては約3年半ぶりとなるアルバム。
 相変わらずの既存曲過多です。先行配信された6曲に関しては「待望のCD化」という無理のないポジティブな捉え方ができるものの、ベストアルバムに既に収録済みで しかもUSA, MATSU, MAKIDAIが勇退する前の楽曲まで入っちゃってるのは流石にマズくね!?3人の勇退はEXILEにとって区切りでもターニングポイントでもない ほんの一つの出来事とでも言いたいのか!?
 この期に及んでまだ24karatsをシリーズ化して使い回ししてるし(『24karats GOLD SOUL』)、挙げ句の果てにATSUSHIのソロ曲(これも既存曲)まで持ってきちゃうっていうね。寄せ集めにも程があるでしょ、このラインナップ。

 

 それ以上に問題なのが楽曲そのものの仕上がり。『PARTY ALL NIGHT ~STAR OF WISH~』のようなアップナンバーにせよ、『My Star』のようなバラードにせよ、なんでもない曲が多すぎやしませんか?ポップであることが必ずしも悪いこととイコールじゃないし、ATSUSHIが以前に言ってた「普遍性」も大事な要素の一つではあるけど、あまりに凡庸な曲がずらっと並んでいて序盤はぶっちゃけ退屈。

 

 あと、これは本作よりも前からそうでしたけど、優等生的な佇まいの楽曲がやたら多いんですよね。以前の曲で言うと『Rising Sun』とか『NEW HORIZON』とか。『Rising Sun』みたく いい意味でのエグキャッチーさがあれば全然アリだけど、『Awakening』とか『Joy-ride ~歓喜のドライブ~』なんかは生真面目さやスケールのデカさばかりがやたら先行していて、うーむどうにも。でも『AMAZING WORLD』に限ってはアリ。ATSUSHIの凛としたボーカルが楽曲にマッチしているがゆえに。

 逆にEXILEには珍しい はっちゃけソング『Ki・mi・ni・mu・chu』は、2人の はっちゃけ切れてない生真面目なボーカルが災いしてイマイチ ノれず。こういう曲は三代目とかGENERATIONSが演ったほうが良かったかもしれないっすね。

 


 


 

 本作で気に入ったのは『STEP UP』『Heads or Tails』
 前者は最初聴いた時めっさ驚きました。明らかに時代錯誤なオケヒ連発とニュージャックスウィングのリズムが織り成す、『Dangerous』期のマイケル・ジャクソンを想起させるアーバンなダンスナンバー。これは良いっすね。やっぱりATSUSHIとネス吉のボーカルはこの手のブラックなサウンドでこそ真価を発揮するということを改めて認識させられました。
 後者はEDMとトラップをハイブリッドした楽曲で、トラックも然ることながら、彼らのボーカル捌きがすこぶるカッコいい佳曲。優等生ソングより絶対こういう男気ナンバーのほうが明らかに嵌まりがいいのだけど、立場上この手のナンバーを前面に出すわけにもいかんだろうし、やっぱりEXILEは良くも悪くも色んな意味でデカいグループになっちまったのですね。

 

 いい意味で予想を裏切る楽曲もありましたが、トータル的にはやっぱり無難にまとまっちゃってるアルバム。EXILEの場合、既存曲の多さよりも凡庸に収束しがちな傾向にあることのほうが問題だな。

 

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