アルバム感想『フレデリズム』 / フレデリック

フレデリズム(初回限定盤CD+DVD)
『フレデリズム』 / フレデリック
2016.10.19
★★★★★★★☆☆☆

01. オンリーワンダー ★★★★★★★☆☆☆
02. リリリピート ★★★★★★★☆☆☆
03. レプリカパプリカ ★★★★★★★★☆☆
04. KITAKU BEATS ★★★★★★★★☆☆
05. サービスナーバス ★★★★★★☆☆☆☆
06. スピカの住み処 ★★★★★★★☆☆☆
07. バジルの宴 ★★★★★★★☆☆☆
08. ナイトステップ ★★★★★★★★☆☆
09. POOLSIDE DOG ★★★★★★☆☆☆☆
10. オドループ ★★★★★★★★★☆
11. CYNICALTURE ★★★★★★★★★☆
12. ふしだらフラミンゴ ★★★★★★☆☆☆☆
13. 音楽という名前の服 ★★★★★★★★☆☆
14. オワラセナイト ★★★★★★★☆☆☆
15. ハローグッバイ ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 男性4人組ロックバンド・フレデリックのメジャー1stアルバム。けやき坂46のメンバー・金村美玖ちゃんお気に入りのバンド、ということでもお馴染みですね、金村美玖ちゃん推しの間では。

 

 軽やかに弾むアンサンブルと ムード演出や旋律なぞり用のシンセ、リズムに対する意識が高い歌詞を取り合わせたダンスロックがメインディッシュとなっておりば。

 全体的に音が軽めで、シンセを多用してはいるものの装飾はさほど派手ではないので、ほとんどの楽曲がどうしても簡素に聴こえがちですけども、ベースやギターのカッティングがなかなか上手いので、音数控えめの比較的シンプルな作りでもノれちゃうんですよね。

 

 歌詞は、大体の楽曲で内容的に普通にいいことを歌ってたりメッセージ性を忍ばせていたりするのですが、あまりに語感や韻に偏重したフレーズの並べ方をしてるがゆえに、ノリは良いけど中身がほとんど入ってこない。その軽やかなノリも相俟って薄っぺらく聴こえちゃうのがちょっとした難点かな。

 

 あとはボーカルだな。これはそこそこ人を選ぶ声だと思う。大まかに言うと草食系で、なんかちょっとスノッブな感じがする声と歌い回しがなかなかクセが強いので、ノリ云々以前にココがいちばんの曲者かも。私的にはまあ許容範囲内って感じ。

 


 


 

 彼らの人気を決定づけたヒット曲『オドループ』をはじめ、あまりにも上記通りの特徴すぎる『ワンダーテンダー』『リリリピート』『オワラセナイト』、シンセの音色や取り入れ方が80sっぽい『KITAKU BEATS』、これらよりも幾分アグレッシブな『バジルの宴』、だらしなさが表出したルーズなノリの『ふしだらフラミンゴ』といった裏打ちダンスロックがやはり本作では多めに収録されてます。

 


 

 ですが、仄かに哀愁を滲ませた歌謡メロが地味に耳を惹く『レプリカパプリカ』、ディスコの光景が目に浮かぶ『ナイトステップ』、リズムワークのみならずコーラスでもブラック要素を打ち出した『CYNICALTURE』、隙間の多いメロウな音空間の中、ムードを乱さない絶妙なカッティングと憂いを帯びたリードプレーでギターが大いに奮闘したミドルナンバー『音楽という名の服』といったファンク系ナンバーのほうが彼らの強味がより表れてる感じがするし、私的な好みもこっち側に軍配が上がる。

 

 その他、サンバっぽい『サービスナーバス』、歌いだしで『大きな栗の木の下で』を思い出すエバーグリーンなミドルナンバー『スピカの住み処』、浮遊系ミドルスロー『POOLSIDE DOG』、エモい疾走ロック『ハローグッバイ』などがありますが、私的には上記のダンスロック系に比べると満足度がやや劣るかな。ちなみに金村美玖ちゃんがいちばん好きな楽曲は『オドループ』だそうです。これは握手会で直接聞いた情報。

 

 ぶっちゃけ飽きやすいけども、お手軽に楽しんで聴けるアルバムです。KEYTALKのアルバム同様、J-ROCKに馴染みのないJ-POPユーザーでもこれはかなり入りやすいと思います。ボーカルに抵抗がなければ。

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です