アルバム感想『infinite synthesis 3』/ fripSide

infinite synthesis 3(初回限定盤CD+Blu-ray×2)
『infinite synthesis 3』/ fripSide
2016.10.5
★★★★★★★☆☆☆

01. 2016 -Third cosmic velocity-
02. Luminize ★★★★★★★☆☆☆
03. 1983-schwarzesmarken-(IS3 version) ★★★★★★★☆☆☆
04. determination ★★★★★★★★☆☆
05. magicaride -version2016- ★★★★★★★★★★
06. Answer ★★★★★★★★★☆
07. Two souls -toward the truth- ★★★★★★★★☆☆
08. white forces -IS3 edition- ★★★★★★★☆☆☆
09. crescendo -version2016- ★★★★★★★★★☆
10. Run into the light ★★★★★★★☆☆☆
11. Dry your tears ★★★★★★★☆☆☆
12. unlimited destiny ★★★★★★★☆☆☆
13. One and Only ★★★★★★★★☆☆
14. Side by Side ★★★★★★★★☆☆

 

 

 約2年ぶりのアルバムです。

 前作…というかナンジョルノが加入してから全くといっていいほど方向性に一切のブレがありません。頑ななまでに90年代のデジタルなJ-POPを貫いちゃってます。
 いやいやこの意固地っぷりはなかなか凄まじいもんがありますよ。マジで微動だにしませんからね。T.M.Revolutionだってライト層から度々「やってることが同じ」だの「いつも通り」だの言われていながらも毎回作風が違いますからね。そう考えるとなお驚異的ですよ。数年に渡って同じ作風を貫徹すること自体もそうですが、これでずっと飯喰っていけてるのがまた凄いですよね。二人ともfripSide一本だけで活動してるわけじゃないですけども。

 

 ということで、収録曲のほとんどがアニメ・ゲームのフィールドに通ずるアッパーな90sデジタルポップスです。サウンドも然ることながら、それ以上にメロディが激しく90sすぎます。そして、収録曲のほとんどが終盤で転調します。さらに言うと、特に複雑な展開があるわけでもないのにやたら尺が長い曲が相変わらずちらほら存在します。何ゆえでしょうか。それは必要尺なのか単なるオナニーなのか私にはさっぱり分かりません。

 

 

 

 『Run into the light』は より無機的でメカニカルな印象のソリッドなシンセベースが本作において尖った存在として異彩を放ってるとか、『determination』は陰影あるサビメロ(1サビ2サビ)をダウナーなまま落として締めるのが何気にフックになっているとか、『Two souls -toward the truth-』のBメロでPPPHのリズムを露骨に取り込んでるとか、ミドルバラード『One and Only』は音数を極力控えめにしながらもその数少なく薄めな音とメロディで思っきし90s感を漂わせていたとか、着目ポイントがいくつかあるのですが、単純に好きな曲を厳選して挙げるとなると『magicaride -version2016』『Answer』ですね。

 

 前者はタイトなロックサウンドが疾走し飛翔するエモーショナルなアップナンバー。勇壮さを打ち出すサビメロとインストパートのギターサウンドにくっそ燃え。あー、あと『crescendo -version2016-』もめっちゃいいなあ。これもシンプルにメロディとインストパートのキーボードが。後者は美しくも物悲しい雰囲気に包まれたバラード。起伏を抑えたナンジョルノの歌唱やブルースハープみたいな音色が静かに物悲しさを引き立てています。

 

 てゆーか、『unlimited destiny』みたくドラマティックで現実離れしたナンバーも用意されてるというのに、アルバムの締めをJKエロゲの放課後シーンBGMみたいなミドルウキウキナンバー『Side by Side』が務めてるのがなんとも不思議。しかも完奏じゃなくフェードアウト。どこまで90s J-POP意識しとんねんと。

 

 曲数多いし尺は平均的に長めだし識別は出来るけど振れ幅は狭いけど、必ずどこかしらで胸をくすぐる歌メロとサウンドがくるし、今回もまあ割りと良い感じでありました。そしてナンジョルノが相変わらず可愛い。

 

 

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