アルバム感想『涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた』/ GENERATIONS

涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた(DVD2枚組)(初回生産限定盤)
『涙を流せないピエロは太陽も月もない空を見上げた』/ GENERATIONS
2017.7.5
★★★★★★★★☆☆

01. 太陽も月も ★★★★★★★★☆☆
02. Togetherness ★★★★★★★★☆☆
03. SOUND OF LOVE ★★★★★★★★☆☆
04. Make You Mine ★★★★★★★★★☆
05. 空 ★★★★★★★☆☆☆
06. Stupid ~真っ赤なブレスレット~ ★★★★★★★★☆☆
07. 涙 ★★★★☆☆☆☆☆☆
08. Pray ★★★★★☆☆☆☆☆
09. PIERROT ★★★★★★★★☆☆
10. RUN THIS TOWN ★★★★★★★☆☆☆
11. be the ONE ★★★★★★★☆☆☆
12. NEXT ★★★★★★★★☆☆
13. Y.M.C.A.[Bonus Track] ★★★★★☆☆☆☆☆

 

 

 約1年4ヵ月のブランクを経てリリースされた4thアルバム。
 過去3作に比べると総合的にやや派手な印象を受ける作品。そして、これまでの青臭くてとっぽいガキというイメージから ちょっと大人びた青年へのシフトチェンジが少なからず感じ取れるアルバムでもあります。

 

 瑞々しい空間的なミドルR&B『SOUND OF LOVE』、アーバンライクな華やかさを装備したファンキーなR&B『Make You Mine』、いつにもまして無機的な印象が強いEDMサウンドと 憂いやクールさをクローズアップさせた歌唱という取り合わせが彼らにしては何気に新しい『PIERROT』といったナンバーで特にその傾向が顕著で、新調されたアー写に見合った様相も然ることながら楽曲の質も上々。

 

 彼らの持ち歌の中でも特にゴリゴリ感が強いデジロックナンバー『太陽も月も』、ちょっとZak Watersっぽさを感じる瑞々しいエレポップ『Togetherness』プラチナコーティングが施されたハードなEDM『RUN THIS TOWN』、爽快ポップなEDM『be the ONE』、アルバムの締めにありがちすぎる 未来に向かって的エモいミドル『NEXT』なども佳曲で、今回のアルバムもなかなか良い感じ。

 

 難を言うなら中盤のバラード4連チャンがダルいなってことかな。LDHのパイセンユニット・DEEPのカバーである『空』は、楽曲の作風に見合った穏やかな歌唱が素直にいいと思ったし、歌い手としての成長も感じられて、曲単位で見るとこれは好印象。『Stupid ~真っ赤なブレスレット~』はやや大袈裟なサイバーアレンジがアクセントもとい楽曲の面白さとして作用してるし、これも割と好きな曲。

 しかし『涙』『Pray』はただひたすら退屈するほかないバラードで、マジ勘弁の一言に尽きる。三代目JSBの『PLANET SEVEN』然り、LDHってたまにこういうことをやらかすんですよね。バラード専門でもなけりゃ歌唱力を売りにしてるわけでもないのに。

 

 あと『Y.M.C.A.』カバー。これもまたLDHがたまーにやる手口ですけど、いい加減 意義も何もあったもんじゃないカバーはやめてくれって感じ。しかも厳密に言えば
『Y.M.C.A.』(ヴィレッジ・ピープル)じゃなくて『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』(西城秀樹)のカバーだし。ただ、アレンジ面で らしさを遠慮なく放出してるトコはいいです。先述のDEEPのカバー『空』とか、前作に収録されたThe Jackson Sistersのカバー『I Believe In Miracles』みたいな彼らの資質に見合ったカバーならアリなんですけどね。

 

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