アルバム感想『Ultra Foxy』/ Heartsdales

Ultra Foxy
『Ultra Foxy』/ Heartsdales
2006.2.22
★★★★★★☆☆☆☆

01. Welcome to Ultra Foxy
02. Love City ★★★★★☆☆☆☆☆
03. Sweet Candy ★★★★★★★☆☆☆
04. 冬 gonna love ★★★★★★★★★☆
05. Party Central ★★★★★☆☆☆☆☆
06. Rum Interlude / Classical Barbie
07. My Melody ★★★★★☆☆☆☆☆
08. Crazy ★★★★★★★☆☆☆
09. So Safari ★★★★★★★★☆☆
10. Jewels Interlude / Rocksta CHIC
11. Devil may Rock ★★★★★★☆☆☆☆
12. Hey DJ! ★★★★★★★☆☆☆
13. MIC PLAY ★★★★★★☆☆☆☆
14. Let’s Go Angels
15. Angel Eyes ★★★★★★☆☆☆☆
16. Oh Boy JHETT featuring Heartsdales (DJ WATARAI Remix) ★★★★★★★☆☆☆

 

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 約1年ぶりとなる4thアルバム、そしてこれが結果的に最後のオリジナルアルバムとなります。

 今回もセルフプロデュース作ということで、ガーリッシュなキラメキに満ち溢れてます。が、前作のような弾けたポップ感、メロディアスさ、活き活きとしたグルーヴ感の掛け合わせを期待すると肩透かしを食らいます。

 

 いや流石にこれはポップ過ぎんだろ。R&BとかHIP-HOPとか そういうブラックな成分は8割方 蒸発しちまっていて、ジャケ写が表しているようなスイーツな世界へ片足突っ込みかけてるやないかと。『Party Central』『Devil may Rock』みたいなエッジーさに欠けるロッキッシュなアプローチとかいらんねんって感じだし、『Sweet Candy』『My Melody』『Angel Eyes』とか量産型J-POPに近接しちまってるやん…

 

 と言いたくなっちまうのですが、まあそれでもトラックやラップのノリの良さが死滅してるわけではないし、スイーツ系アーティスト特有の湿っぽいミドルナンバーや安っぽさ半端ないケータイ小説系ラブバラードは皆無なんで、そんな悲観するほどでもないっていう。

 9割5分J-POPに歩み寄った胸キュンガーリーミドルポップ『冬 gonna love』とか普通に好きな曲だし、前述の『Sweet Candy』もノリは良いし、爽快かつ開放的なサマーポップス『Hey DJ!』も なんやかんやでラップは活気もリア充感も十分で聴いてて楽しいし、一応『So Safari』という肉食系サイドの楽曲や “本作中では”HIP-HOP成分がそこそこ含有されてる『MIC PLAY』なんてのも用意されてますからね。

 ラストに収録されてる『Oh Boy JHETT featuring Heartsdales (DJ WATARAI Remix)』は、Heartsdalesが客演したJHETT名義の楽曲『Oh Boy』のリミックスバージョン。普通にオリジナルバージョン入れたらいいやんって感じなんですが、過度にポップな楽曲が多い中でこのビターなサウンドがいいスパイスになってるので、意外にもこれはこれでアリ。

 実質的なオープニングにあたる『Love City』もラップはキレがあって そこはいいんだけどね、やっぱりポップすぎるのがネックというか、サウンドプロダクションが柔らかすぎやしませんかと。生後6ヵ月くらいの赤ちゃんが食べる離乳食みたいな音触りやんコレ。

 

 …なんてのもありはするんですが、頑なにR&B/HIP-HOPを求めてるというわけじゃなければちょっとくらいは楽しめるんじゃなかろうかと思います。Heartsdalesの聴き初めとしてもR&B/HIP-HOPの入門編としても前作に着手するのがベストだと思うけど、こっから聴いてもまあいいかな、みたいな。あと、Lil’BやSweet Liciousといったアーティストの楽曲を好んで聴いてる人でもコレはとっつきやすいアルバムだと思います。

 

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