アルバム感想『WE』/ 家入レオ

WE (通常盤)
『WE』/ 家入レオ
2016.7.6
★★★★★★★☆☆☆

01. 僕たちの未来 ★★★★★★★★☆☆
02. Brand New Tomorrow ★★★★★★★★☆☆
03. 君がくれた夏 ★★★★★★★★★☆
04. 恍惚 ★★★★★★★★☆☆
05. Party Girl ★★★★★★★★☆☆
06. I Wish ★★★★★★★☆☆☆
07. we ★★★★★★☆☆☆☆
08. Hello To The World ★★★★★★★☆☆☆
09. シティボーイなアイツ ★★★★★★★★☆☆
10. さよなら Summer Breeze ★★★★★★☆☆☆☆
11. そばにいて、ラジオ ★★★★★★★☆☆☆
12. Every Single Day ★★★★★★★☆☆☆
13. オバケのなみだ ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 約1年4ヵ月ぶりとなる4thアルバム。

 いやいや、この変貌ぶりは凄いぞ!やっている音楽自体は今まで通りJ-POPの範疇に収まっており、特別 振れ幅が広いわけでもないけど、サウンドプロダクションが格段に良くなってます。

 そして、これまで薄暗いとか病弱っぽいとか そんな楽曲が比較的多かったようなイメージだったのですが、今回は歌メロ、歌詞、サウンドなどあらゆる面において陽性のイメージが強い曲が多数を占めてます。これまでの印象からの反動とプロダクションの向上が相乗して、開放的なエナジーがより一層 鮮烈に映えます。その点を意識してなのか、彼女の歌唱も声色がやや明るくなった印象で、より 腹から声が出るようになったこともあり力強さも増してます。

 

 冒頭の開放的アップナンバー『僕たちの未来』でさっそく目映いほどのポジティビティを照射。 続く『Brand New Tomorrow』も開放感溢れるピアノポップロック、小走りな序盤から2コーラス目Bメロで世界が一気に開かれる瞬間がまさにタイトルを表している『恍惚』、彼女の歌唱がとりわけハイテンションに弾けるダンサブルなポップロック『Party Girl』と明るい「動」のイメージの楽曲が続きます。

 中にはまんまSuperflyすぎる程よくパワフルなロックナンバー『Hello To The World』とか80sテイストのエレポップを近未来的な音像(トレンドとは言ってない)でコーティングしたちょいダサめなアップナンバー『シティボーイなアイツ』 なんて ちょっと意表を突くものもあったり。

 

 ミドル/バラード系となると、やはり『君がくれた夏』が頭ひとつ抜きん出てますけど、母性にも似た包容力ある歌声で聴かせる穏やかなバラード『I Wish』、しっとりふわりなスローナンバー『we』、夏の終わりの切なさがエコーの効果も手伝って静かに木霊する『さよなら Summer Breeze』 、どこかノスタルジックなミドルナンバー『そばにいて、ラジオ』など、夏の日の光をイメージさせたり、その煌めきがもたらす感情の揺れを内包したような楽曲が多め。

 あと、これは過去作にも共通してることですが、ミドル/バラード曲に関しては比較的 音数が控えめなんですよね。スケール感に富んだバラード『Every Single Day』も、ココ最近の女性アーティストであれば感動的な演出意識でもっと色々と詰め込んできそうなトコでこのさじ加減。ヘルシー志向なんでしょうかね彼女は。もうちょっと味濃いめでもいいんですけど。

 

 シングル『君がくれた夏』リリース後、多保孝一をプロデューサーに起用した他、彼女に関与するスタッフを一新したそうですが、それが見事に吉へと転じてるじゃないすか。といっても結局のところ、前述通り「なんだ、ただのJ-POPアルバムやん」の一言で片付けられちゃう内容なんですけど。
 ファンの間では賛否が大きく分かれる変化かと思いますが、私は支持派です。

 

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