アルバム感想『MUSIC COLOSSEUM』/ Kis-My-Ft2

MUSIC COLOSSEUM(DVD付)(初回生産限定盤B)
『MUSIC COLOSSEUM』/ Kis-My-Ft2
2017.5.3
★★★★★★★★☆☆

01. Overture ~Music Colosseum~ ★★★★★★★☆☆☆
02. EXPLODE ★★★★★★★☆☆☆
03. VersuS ★★★★★★★☆☆☆
04. いいね! ★★★★★★★★★☆
05. レッツゴー!! ★★★★★★★★☆☆
06. SEVEN WISHES ★★★★★★★☆☆☆
07. 優しい雨 (北山宏光) ★★★★★☆☆☆☆☆
08. One Kiss ★★★★★★★★☆☆
09. Sha la la☆Summer Time ★★★★★★☆☆☆☆
10. Camellia (玉森裕太) ★★★★★★☆☆☆☆
11. Baby Love ★★★★★★★★☆☆
12. キスしちゃうぞ ★★★★★★☆☆☆☆
13. Life is Beautiful ~大切なあなたへ~ (藤ヶ谷太輔) ★★★★★☆☆☆☆☆
14. 君のいる世界 ★★★★★★★☆☆☆
15. Bang! Bang! BURN! ★★★★★★★★★★
16. r.a.c.e. ★★★★★★★★★☆
17. Tonight ★★★★★★★★★★
18. Dream on ★★★★★★★★☆☆

 

 

 約11か月ぶりとなる6thアルバム。

 7人全員が歌唱したアルバム用のまっさらな新曲において メンバーそれぞれが1曲ずつプロデュースし、選曲・歌詞・アレンジ・歌割りなど制作に携わっているのが本作の大きな試み。誰がどの曲をプロデュースしたかは明らかにされていないんですけども、兄組(北山・藤ヶ谷・横尾) vs 弟組(宮田・玉森・二階堂・千賀)に分かれてボーカル&ラップバトルを繰り広げる『VersuS』、サンバテイストが盛り込まれた宴会チックナンバー『いいね!』、今まさにトレンドであるトロピカルハウスに着手した『One Kiss』、キスマイならではの可愛さをコミカルかつキッチュにアウトプットした『キスしちゃうぞ』、笑っちゃうくらいに熱くダサくカッコいいヒロイックな歌謡ロックナンバー『Bang! Bang! BURN!』、スペーシーなエレクトロサウンドでコーティングされた クールさと熱さが混在したダンスナンバー『r.a.c.e.』、シンガロング促進パートが設けられたスタジアムロック風情の大団円ナンバー『Dream on』と、いずれもメンバーのキャラクター性、趣味嗜好、こだわりが反映されたアイデアフルな内容で、それが楽曲の面白さに繋がっています。プロデュースの対象が自身ひとりの歌唱曲ではなく、メンバー全員の歌唱曲というのが何気に新鮮で、その試み自体もまた面白さの一つ。ていうかこれは『Five True Love』『FIVE RESPECT』『CRAZY FIVE』といったSMAPのメンバー紹介ソングをプロデュースした中居正広パイセンの意志を継承しているという解釈でよろしくて?

 

 そこへ行くと、今度は北山、玉森、藤ヶ谷の各ソロ曲がどうもなあ。3曲ともタイプは違えど大雑把にカテゴライズすれはバラードの類。アーシーなサウンドと開放感ある歌メロを有した玉森ソロはさほど悪くはないけど、他の二人の曲は特に面白味はないし、歌詞とか歌とかメロとかアレンジとか、これといってそそられる要素もないし、っていう。彼らの熱心なファンじゃないから いまいちピンとこないのか、それとも いまいちピンとこないから彼らの熱心なファンになれないのか。

 

 同じバラード系でも、7人歌唱のシングル曲『君のいる世界』はまあまあ感触よさげなんですけどね。歌詞は くっそ痒いお惚気ラブソングですけど、冬っぽいアレンジの効果もあってなんかクリスマスソングちっくな聴き心地。ということで、これは歌詞とアレンジとのコンビネーションが功を奏した佳曲であります。

 

 ピースフルなミドルポップス『SEVEN WISHES』、爽やかキラキラなサマーポップス『Sha la la☆Summer Time』といったその他のシングル曲は味付けが薄めだけど前者はまあ悪くはない。選手宣誓的なイメージのロッキッシュな小品『Overture ~Music Colosseum~』、アルバムのリード曲である エッジーなEDMサウンドを導入したキスマイ王道アップナンバー『EXPLODE』、チャラいEDMを導入したダサめのパーティーチューン『レッツゴー!!』、通常盤のみ収録のファンクナンバー『Baby Love』といったその他のアルバム曲もなかなかの好感触。

 

 私的にいちばんアツいのは終盤の4曲。前述の『Bang! Bang! BURN!』『r.a.c.e.』と来てキスマイ王道のエクストリーム版といったイメージの高速サイバーアップ『Tonight』というこの火花迸るような流れ!んで最後の『Dream on』はスタジアムロック系でシンガロングだろ?美味いもんは最後の最後までとっておくという人柄が滲み出たこの展開、好きだな。私も同タイプの人間ゆえに。

 

 チャレンジ精神を具現化しつつ、王道の研磨も忘れない。前作があまりピンとこない作品だったので正直さほど期待はしてなかったんですが、これは良かった。曲数ちょっと多めだけど。

 

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