アルバム感想『FAIRY TALE』/ 倉木麻衣


『FAIRY TALE』/ 倉木麻衣
2002.10.23
★★★★★★★★★☆

01. Fairy tale ~my last teenage wish~ ★★★★★★★★★☆
02. Feel fine! ★★★★★★★★★☆
03. Ride on time ★★★★★★★★☆☆
04. key to my heart ★★★★★★★★★☆
05. Winter Bells ★★★★★★★★★☆
06. Loving You… ★★★★★★★★☆☆
07. Can’t forget your love ★★★★★★★★★☆
08. Trip in the dream ★★★★★★★★★☆
09. Not that kind a girl ★★★★★★★★★★
10. Like a star in the night ★★★★★★★★☆☆
11. 不思議の国 ★★★★★★★★☆☆
12. fantasy ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 

 約1年3か月ぶりとなる3rdアルバムです。

 

 タイトルで「おとぎ話」と謳ってるだけあって、全体的な雰囲気もなんだかファンタジック。そんなふんわりとした空気感に包まれた『Fairy tale ~my last teenage wish~』『key to my heart』『不思議の国』『fantasy』をはじめ、デジタリーなサウンドと黒っぽいコーラスで構築された、新世紀型のGS歌謡『Feel fine!』、適度にスモーキーなR&B的トラックと J-POP的なキャッチーでポジティブな歌メロを掛け合わせた『Ride on time』、モータウン調のウィンターソング『Winter Bells』、ダイヤモンドヴァージン乙女キラメキ揺らめきトキメキ的繊細バラード『Like a star in the night』など、前作と違って今回は良曲揃い。

 

 スムーシーで程よく湿り気があるミドル『Loving You…』、幻想的なムードと極上の美メロを携えたバラード『Can’t forget your love』、アグレッシブかつ躍動感があるクールなアップナンバー『Trip in the dream』、”inspired by 『Oops!…I did it again』(ブリトニースピアーズ)”としか言いようがない ブラック成分が濃厚なパクリジナル曲『Not that kind a girl』といった中盤のR&B枠が本作のハイライトですね。「かっこいいorふつくしい」の連続で惚れ惚れしないわけがありません。これで色気が備わってたらモアベターだったんですけど、当時の麻衣ちゃんはどう見ても男の味を知らなそうな顔してるし、片想いしたこともあまりなさそうな感じがするんで、それを要求すんのはちょっとアレか。

 

 1st『delicious way』とは一味違う ブラックとポップのバランス感覚が絶妙で なおかつバラエティ豊か。それでいて、麻衣ちゃんのキャラクター(声的な持ち味とはまた別)が随所で投影されているアルバム。つっても、彼女独自のキャラが色濃く反映されるのはこれよりずっと先の作品になるんですけどね。Cybersoundアレンジ または石黒洋子氏提供のブラックナンバーがあと1曲くらいあったらなあと思いつつも、『delicious way』同様かなり気に入ってる一枚です。曲毎の仕上がりはもちろん、アルバム全体におけるまとまりの良さもピカイチですからね。

 

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