アルバム感想『FUSE OF LOVE』/ 倉木麻衣

FUSE OF LOVE
『FUSE OF LOVE』/ 倉木麻衣
2005.8.24
★★★★★★☆☆☆☆

01. Honey, feeling for me ★★★★★★★☆☆☆
02. P.S MY SUNSHINE ★★★★★★★★☆☆
03. You look at me~one ★★★★★★★☆☆☆
04. 駆け抜ける稲妻 ★★★★★☆☆☆☆☆
05. Don’t leave me alone ★★★★★★★☆☆☆
06. Love, needing ★★★★★★★★★☆
07. ダンシング ★★★★★★★★★☆
08. Tell me what ★★★★★★☆☆☆☆
09. LOVE SICK ★★★★★★☆☆☆☆
10. 明日へ架ける橋 ★★★★★★★★★★
11. I sing a song for you ★★★★★★☆☆☆☆
12. chance for you ★★★★★★☆☆☆☆

 

 

 

 ベスト盤を経てリリースされた、オリジナルとしては約2年ぶりとなる5thアルバム。それはひょっとしてB’zパイセンから拝借したものなんか?と言いたくなるアルバムタイトルが目を惹きますな。

 

 しかし、「愛の導火線」と謳われたタイトルとは裏腹に、音触りはマイルドで甘ったるい感じが。アルバムのオープニングを飾る ほんわかミドル『Honey, feeling for me』に アルバム全体におけるそんな印象が集約されています。

 

 ていうか、『Perfect Crime』以上に思っきし当たり障りないJ-POPに傾倒してますね。アルバムではこれが初のセルフプロデュースとなるわけですが、ぶっちゃけ「え、これでいいのか?」「麻衣ちゃんはこんな音楽をやりたかったんか?」と首を傾げたくなる内容。好きな曲もいくつかありますけど、これ以前の作品に比べると如何せん面白味に欠けます。

 

 アイドルポップスに片足突っ込んだ『駆け抜ける稲妻』『LOVE SICK』みたく 曲自体がさほど面白くないものもあれば、合唱ソング『chance for you』みたく 歌メロはいいのにほんわかしすぎたアレンジで損してるものもあったり。80’sでアメリカンな雰囲気のダサダサながら面白いダンスナンバー『ダンシング』に限り 片鱗が垣間見えるものの、トータル的にこの時点ではまだ麻衣ちゃんのキャラクターが投影されてる感があまりないのも勿体ないなあとも思います。

 

 あ、でも『LOVE SICK』などと同じくアイドルポップスっぽさを含んだ『P.S MY SUNSHINE』は、明るくも柔らかで弾けすぎない楽曲のテンションと 麻衣ちゃんのボーカルがウルトラ級にマッチングした曲で 割りと気に入ってます。ありきたりなようで意外と麻衣ちゃんのボーカルこそがベスト&マストな楽曲なのかもしれませんね。

 

 歌謡曲に大きく踏み込んだドロドロしいシリアスバラード『Don’t leave me alone』、麻衣ちゃんには珍しく 色気と物欲しさを前面に出してきたミドルR&B『Love, needing』もいいし、清々しくて温かみがあるミドルバラード『明日へ架ける橋』は胸にジーンとくる感涙モノの名曲でこれ素晴らし過ぎる!

 

 ということで、シングル曲以外たいしたことないみたいな感じになってしまいましたな…。『Honey, feeling for me』はそこそこいいと思うんですけど、ほんわかした雰囲気と柔らかい音使いを全体にまで広げたのが個人的にあまり良くなかったっすね。

 

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