アルバム感想『CORKSCREW』/ 黒夢

CORKSCREW
『CORKSCREW』/ 黒夢
1998.5.27
★★★★★★★★★★

01.MASTURBATING SMILE ★★★★★★★★★☆
02.FASTER BEAT ★★★★★★★★★☆
03.SPOON&CAFFEINE ★★★★★★★★★★
04.後遺症 -aftereffect- ★★★★★★★★★★
05.CANDY ★★★★★★★★★☆
06.少年 -screw mix- ★★★★★★★★★★
07.TELL ★★★★★★★☆☆☆
08.ROCK’N’ROLL ★★★★★★★★☆☆
09.HELLO,CP ISOLATION ★★★★★★★★☆☆
10.YA-YA-YA! ★★★★★★★★★☆
11.COWBOY ★★★★★★★★☆☆
12.MARIA -screw mix- ★★★★★★★★☆☆
13.KNEES TO BREAK ★★★★★★★☆☆☆
14.LAST PLEASURE ★★★★★★★★★☆

 

 

 活動休止前としてはラストとなるメジャー5thオリジナルアルバム。

 サウンドプロダクションが飛躍的に向上してます。これまでの作品と比べなくとも、再生してベースが鳴った瞬間 バチバチと火花を飛ばすかのような凄まじい音に「アッー!!」と驚かされること必至。そんなサウンドプロダクションも手伝って さらに攻撃性を増したパンキッシュなナンバーを初っ端から絶えず畳み掛けてきます。マジヤバめな雰囲気をムンムン漂わせたクールでぶっといベースが実権を握る『MASTURBATING SMILE』、リフがどことなくキュートな『FASTER BEAT』、初っ端からオラつきまくった『SPOON&CAFFEINE』、ブラストビートに近接した性急なビートでゴリゴリに攻めた『後遺症 -aftereffect-』、陽性ハードコア『CANDY』『COWBOY』、そして締めの荒々しいハードコア『LAST PLEASURE』まで収録曲の大半が2, 3分台のコンパクトなサイズで、ワンパンマンがワンパンで敵を倒すように余韻を残さずあっさり終わるのが清々しい。

 

 HAKUEI(PENICILLIN)批判を絡めつつ、反逆心とビリービンマイセルフ精神を込めた歌詞にこれまた胸熱な『少年』、ミドルテンポながらスモーキーなサウンドと風刺を効かせた歌詞で牙をみせる『TELL』、ホーンセクションを交えたスカロック『HELLO,CP ISOLATION』、あのナヨナヨした『sister』(『Cruel』収録)をストリートチックな装いとベースをやたら強調させまくったスタイルで改変した的な『MARIA』、歌唱において かったるそうで機嫌悪そうな清春節を炸裂させた躍動的なロックナンバー『KNEES TO BREAK』など、ちょっとしたアクセントはあっても小休止ゾーンみたいな曲は一切ありません。まあ全編パンキッシュなサウンドで演っても無問題だったと思いますけどね。『ROCK’N’ROLL』『YA-YA-YA!』みたいな 三十路手前の男が演るような曲かっていう ノリがくそ恥ずかしいパンクナンバーもあったりと、決して画一的なラインナップにはなってませんからね。

 

 黒夢の最高傑作であります。刺激が欲しけりゃバカになるよりこれを聴け!

 

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