アルバム感想『LiTTLE DEViL PARADE』/ LiSA

LiTTLE DEViL PARADE
『LiTTLE DEViL PARADE』/ LiSA
2017.5.24
★★★★★★★★★☆

01. LiTTLE DEViL PARADE ★★★★★★★★★☆
02. Catch the Moment ★★★★★★★★☆☆
03. LOSER ~希望と未来に無縁のカタルシス~ ★★★★★★★★★☆
04. the end of my world ★★★★★★★★★★
05. JUMP!! ★★★★★★★☆☆☆
06. 狼とミサンガ ★★★★★★☆☆☆☆
07. Rally Go Round ★★★★★★★★★☆
08. Empty MERMAiD ★★★★★★★★★★
09. Peace Beat Beast ★★★★★★★★☆☆
10. Blue Moon ★★★★★★★★☆☆
11. Brave Freak Out ★★★★★★★☆☆☆
12. TODAY ★★★★★★★★☆☆
13. そしてパレードは続く ★★★★★★★☆☆☆

 

 前作『LUCKY Hi FiVE!』より約1年ぶり、フルアルバムとしては約2年2か月ぶりとなる4thアルバム。

 前々作『Launcher』で打ち出したスタイルを維持し、それをより確固たるものしたアルバムといった感じですね。

 

 LiSAの代名詞的ナンバー『Rising Hope』を継承した LiSA×田淵智也の黄金コンビによるお転婆ハードロック『Catch the Moment』『Brave Freak Out』、提供者こそ違えど(じん作曲)同じくその路線を引き継ぎ キラメキに満ちたメロディとパーティーライクな手拍子・コーラスで盛り上げる『Rally Go Round』をはじめとし、タイトル通り小悪魔チックないたずらっぽさが垣間見える 緩急激しい破天荒ロックナンバー『LiTTLE DEViL PARADE』、躍動感あふれるポップなピアノロック『JUMP!!』、セクシーさをチラ見させるダンサブルなロックナンバー『Peace Beat Beast』など、今回もバイタリティーに満ちた手堅いロックナンバーが満載。

 

 

 で、個人的に今回はマイナーメロの楽曲が特に気に入ってまして、その中でも特に聴き惚れてしまったのが『Empty MERMAiD』。メタリックなサウンドと超絶エモーショナルな草メロとの掛け合わせには悶絶の一言。ザ・V系っぽい曲です。サビでなんか「アーメン!ブリリアントアイズ!」って聴こえて「何歌ってんだ?この子」と思って歌詞カード見たら、表記がまんま「アーメンブリリアントアイズ」になってて ますますわけわかんねー!そのアーメンっていう聖母マリア様に向けたようなフレーズもまあV系っぽいっちゃ ぽいけどね。

 

 退廃的ロックナンバー『LOSER ~希望と未来に無縁のカタルシス~』もカッコいいっすね。サブタイトルのみならず雰囲気的にもV系っぽい感じがして。サビの「LOSER!LOSER!」はどう聴いても「ルイザ!ルイザ!」にしか聴こえませんけど。ていうかルイザって、V系バンド・Dのギタリスト・Ruiza(ルイザ)のことを指してるんすか、よくわからんが。

 

 ダメンズウォーカーソング『the end of my world』も強力っす。楽曲の下地はLiSA鉄板のお転婆ハードロックですが、マイナーメロとなると『Catch the Moment』『Brave Freak Out』などとは印象がガラッと変わってきます。『Empty MERMAiD』に比肩する名曲ですな。

 

 同じマイナーメロでもバラードの『Blue Moon』も出色の出来。ブルームーンと謳っときながら私的には深海のイメージがめっちゃ浮かぶんですけど、骨のあるハードロックサウンドが歌メロの美しさと切なさを引き立ててい、結構好きなんですよねー。

 あと、系統は違うけど もう一つのバラード『TODAY』もいいっすよ。温かさと感傷が込められた歌唱が胸に響く佳曲ですね。

 

 児童書風情のふわふわミドルスロー『狼とミサンガ』、東京スカパラダイスオーケストラを招いて制作されたブラスポップロック『そしてパレードは続く』といった、ちょっとした新たなエレメントも一応あるにはあります。まあ新境地開拓みたいな大それたもんではなく、アルバム全体の中での些細なアクセントがあったほうがいいんじゃね?的な感じの配置というか存在なんですけどね。

 

 

 ということで、前々作『Launcher』からの大きな変動はほぼないにしても、今回も聴き応え抜群のガールズロックアルバムでした。ナッツぎっしり!確かな満足!みたいな。

 パワフルさとカッコよさが最前に来ていながらも、女性らしい可愛さも自ずと溢れ出ちゃってるボーカルも、そんなLiSAを盛り立ててるのか LiSAに触発されてるのか いずれにせよ火花散らすかのようなプレーで魅せる演奏陣も、こちらの過度な期待にしっかり応えてくれてますからね。前作のレビューで「最初にLiSAを聴くなら本作がいちばんいいかも。」とか言ったけど、このアルバムを最初に聴いても無問題です。

 

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