アルバム感想『LUNACY』 / LUNA SEA

LUNACY
『LUNACY』/ LUNA SEA
2000.7.12
★★★★★★★★★★

01. Be Awake ★★★★★★★★☆☆
02. Sweetest Coma Again feat. DJ KRUSH ★★★★★★★★★★
03. gravity ★★★★★★★★★☆
04. KISS feat. DJ KRUSH ★★★★★★★★★☆
05. 4:00 AM ★★★★★★★★★★
06. VIRGIN MARY ★★★★★★★☆☆☆
07. white out ★★★★★★★★★☆
08. a Vision ★★★★★★★★★☆
09. FEEL ★★★★★★★★☆☆
10. TONIGHT ★★★★★★★★★★
11. Crazy About You ★★★★★★☆☆☆☆

 

 

 終幕前ラストにリリースされた7thアルバム。
 前作はLUNA SEAのオリジナリティが漂白されたマイルドなロックというイメージでしたけど、これは自らLUNA SEA独自の世界観をぶっ壊し各メンバーのアビリティを活かして新たな音世界を生み出したって感じのエッジーなアルバム。

 

 ダイナミズムとスケール感を兼備した重厚ロックナンバー『Sweetest Coma Again』、極上の哀愁メロディと タイトルのイメージを見事に音像化したオケが恍惚モノなノイジーなミドルナンバー『4:00 AM』、河村隆一(≠RYUICHI)が渾身の絶唱で魅せるハードロック『TONIGHT』が特に好みな楽曲ですけど、

 ポジティビティと勢いに満ちた2ビートの疾走ロックナンバー『Be Awake』、物悲しく虚ろな雰囲気と重厚で淡々としたグルーヴが聴き手を引き摺り込む LUNA SEAの新境地的ナンバー『gravity』、密室的で混沌としたムードを演出するサンプリングが秀逸な LUNA SEA流ソウルミュージック『KISS』、かつてのLUNA SEAに最も近い雰囲気の大作バラード『VIRGIN MARY』、可憐で柔らかなポップソングに仕上げながらも 二本のギターが随所でそれぞれの らしさを発揮している『white out』、本作随一のスピード感を有しながらも、疾走一辺倒にならない演奏・曲構成が素晴らしいシャープなハードコア『a Vision』、美しいメロディと重厚なビートとの対比が効いた スリリングなロックナンバー『FEEL』といったその他の楽曲も凄くいい。でもオーソドックスなロックバラード『Crazy About You』だけはラストを飾るにはなんか物足りない感じがするのもあってちょっと。

 

 収録ナンバーの大半でベースが楽曲を牽引していたり、スクラッチ(『Sweetest Coma Again』『KISS』)やドラムンベース(『4:00 AM』)、ヒップホップ的なリズム(『4:00 AM』『a Vision』)など ソロ活動で培った要素を巧みに取り込んだことで これまでのLUNA SEAにはなかった類の楽曲が増えました。そして、河村ボーカル耐性もバッチリ有していると。終幕前の最終作にして『MOTHER』『STYLE』に引けを取らない名盤。

 

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