アルバム感想『The World’s On Fire』/ MAN WITH A MISSION

The World's On Fire
『The World’s On Fire』/ MAN WITH A MISSION
2016.2.10
★★★★★★★★☆☆

01. Survivor ★★★★★★★★☆☆
02. Waiting for the Moment ★★★★★★★★★☆
03. Dive ★★★★★★★★☆☆
04. Raise your flag ★★★★★☆☆☆☆☆
05. followers ★★★★★☆☆☆☆☆
06. The World’s On Fire ★★★★★★★★☆☆
07. Give it Away ★★★★★★★★☆☆
08. Seven Deadly Sins ★★★★★★★☆☆☆
09. Mirror Mirror ★★★★★★☆☆☆☆
10. Memories ★★★★★★★☆☆☆
11. Far ★★★★★★★★☆☆
12. Out of Control ★★★★★★★★★★
13. ワンダーランド ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 オリジナルとしては約2年ぶりとなる4thアルバム。
 アニメタイアップ曲を複数手掛けたことが影響してなのか、全体的にもアニソンっぽい熱気や爽快感、スケール感を備えた楽曲が多めな感じ。コンセプチュアルなストーリーに沿ったファンタジックさを有した前作とはまた異なる作風で、これはアニソン好きな人に割りとウケそうな気が。

 


 

 サイバー要素を適度に絡めつつ アニソンライクな雰囲気を醸成するギターと息をつく間を与えない性急なプレーでリードするリズム隊がバチバチっと火花飛ばしちゃってるオープニングナンバー『Survivor』や、割りとストレートなハードロック『Dive』、疾走USロック『Give it Away』なんかあからさまなまでにアニソンロックなスタイル。いやあ熱くてカッコいいっす。っていうかちょっと暑苦しいの域に入っちゃってますけど、実際にプレーしてるオオカミ5人衆が体感してる暑苦しさはこんなもんじゃねえぞと。てかあのオオカミの格好して普通にライブで演奏してんのが凄すぎ。ターバンとマントを着用したピッコロが第二形態のフリーザとの戦いで優位に立ってることに相当する凄さ。よくわからんけど。

 


 

 ノンタイアップながら同じくアニソンっぽい印象のメロディアスな爽快ロックナンバー『followers』は個人的にさほど引っ掛からなかったけど、同じ爽快メロディアスロックでも『Seven Deadly Sins』(こっちはアニメタイアップあり)はなかなか良いと思った。えれぇ高く突き抜ける飛翔感を生み出すギターサウンドと3拍子を刻むリズム隊との絡みがとっても有効に作用していて、バンドのクリエイティブセンスと演奏スキルがしっかり発揮された格好に。

 



 

 『Raise your flag』はストリングスアレンジを活かしたドラマティックな展開が如何にもアニソンって感じで雰囲気作りはバッチリですけど、このJ-POPっぽさ丸出しの歌メロとストリングスの鳴りがどうにも鼻につく感じでどうもイマイチ。
 でもJ-POP近接のコマーシャルなロックに仕上がったメロディアスミドル『Memories』は素直にいいと思った。透明感あるシンセは程よい塩梅で取り入れられてるし、裏打ちリズムの感触とセットで気持ちのいい聴き心地。

 


 

 序盤でアニソンっぽいと書きましたが、2010年始動のバンドとはにわかに信じがたい ベテランさながらの貫禄を醸し出した 熱気ムンムンなロックナンバー『Waiting for the Moment』、派手な装飾を敢えて避けた スタジアム級のスケールとグルーヴを生み出したロックバラード『The World’s On Fire』、盆踊りのようなノリをぶち込んだシャッフルロック『Mirror Mirror』、アンセム的な佇まいで闘志を燃え上がらす重厚ロックナンバー『Far』などはスタジアムライブを意識したようなナンバーで、今まで核となっていた踊れるロックに代わって これからはこの手のスタジアムロックがメインとなっていくのかな、という感じを受けました。

 


 

 私的には、Zebraheadとコラボした『Out of Control』が本作のハイライト。マンウィズお得意の上機嫌なミクスチャーロックがZebraheadの介入によって よりド派手で肉食ぶりに拍車が掛かった感じの仕上がりで、グルーヴ感よりもZebraheadによる圧巻のパワフルさに胸がすくナンバー。コラボと言いつつZebraheadがややリードしてる感がありますが、これは傑作。

 

 所々でJ-POP要素が足枷になっちゃってるトコがありますが、総合的には熱くてカッコいいアルバム。個人的にはアニソンよりもスタジアムロックのほうに重きを置いて欲しいっすな。

 

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