アルバム感想『mihimalife』/ mihimaru GT

mihimalife
『mihimalife』/ mihimaru GT
2015.12.21
★★★★★★☆☆☆☆

01. Theme of mihimalife
02. ユルメのレイデ ★★★★★★★☆☆☆
03. Love is… ★★★★★★★☆☆☆
04. YES ★★★★★★☆☆☆☆
05. Life Gauge ★★★★★★★☆☆☆
06. 差し入れ feat. 古坂大魔王
07. emotion ★★★★★★★☆☆☆
08. Darlin’ ★★★★★★★★★☆
09. 恋する気持ち ★★★★★★★★☆☆
10. voice ★★★★★★★☆☆☆
11. Hurry & Dive ★★★★★★★☆☆☆
12. マタココデ逢イマショウ ★★★★★★★★☆☆
13. Finalize feat. 古坂大魔王

 

 

 約1年3か月ぶりとなる2ndアルバム。

 先行シングルの時点で既に変化の兆候が窺えましたが、さあ一体どうしたことでしょうか!?これまでの元気いっぱいでキラキラな楽曲の割合が半減し、ケータイ小説風情の歌詞やミドルスロー/バラード曲が増幅しちまってますけど!いわゆるスイーツ系ってやつですわ、2007,8年あたりからチャートで鬱陶しいまでに顔を覗かせるようになったアレ。

 前作とは異なるカタチの「ヒップポップ(HIP-POP)」を提示しつつ、スイーツ系ブームの火付け役となってJ-POPに一大センセーションを巻き起こしてやるぜ!的な目論見が…あったとしたらちょっと感心しちゃうんですけど、とりあえず売れなきゃいかんから紋切り型のラブソングに手を出してみた、って感じでしょうな実際のトコは。

 


 

 『恋する気持ち』とかまさにそんな感じの典型J-POPラブバラードですけど、案外悪くないんじゃないかな~なんて思ったり。これは楽曲の雰囲気と詞世界に寄り添った 切なさを伝えるhirokoの歌唱の力が大きいですね。

 


 

 それは まんまスイーツ系なミドルスロー『Love is…』、メンデルス・ゾーンの「結婚行進曲」をサンプリングした『YES』、ピアノ、ギター、ヴァイオリンをバックにしたしっとりバラード『voice』も同様で、明るく元気なだけがhirokoの魅力ではないというのを前作以上に明確にアピっておりば。

 


 

 エスニック風味のHIP-POP『ユルメのレイデ』、ライブコンシャスなツーステップナンバー『emotion』、オーソドックスな開放的四つ打ちアップナンバーながら本作における私的ベストな『Darlin’』、ザ・ミヒマリズムなアップナンバー『Hurry & Dive』、『約束』路線の大団円的ポップス『マタココデ逢イマショウ』といった 前作で提示したミヒマルらしさを継承した楽曲も用意されてるし、オーガニックテイストの軽やかで穏やかなミドルポップス『Life Gauge』なんつー何気にミヒマリズムの新たな一面を覗かせる曲もあったりするし、なんだかんだ様々な面でステップアップを果たしてはいるんですよね。

 

 果たしているんですけども、いやいや明らかに進む方向違うでしょと。スイーツなミドルスロー/バラードは所詮デザートでしかないんだよと。こういうのをメインディッシュにしちゃいかんでしょと。甘いもんは別腹と言い訳こいて たらふく食ってんじゃねーよと。まあ結局これでもブレイクしなかったんで、スイーツ系まっしぐらなんつー悲惨なことにならずに済んだわけですけど。

 

 一曲一曲をクローズアップすりゃ 言うほど悪かないけど、アルバムとしては正直イマイチ。
 っていうか『差し入れ』『Finalize』っていうトークの収録はいらなくね!?ブレイクタイムのつもりで入れてんのかもしれないけど、アルバム全体の流れがブレイクしちゃってっから。

 

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