アルバム感想『I LOVE U』 / Mr.Children

I LOVE U
『I ♡ U』 / Mr.Children
2005.9.21
★★★★★★★☆☆☆

01.Worlds end ★★★★★★★☆☆☆
02.Monster ★★★★★★★☆☆☆
03.未来  ★★★★★★★★★☆
04.僕らの音 ★★★★☆☆☆☆☆☆
05.and I love you ★★★★★★★★☆☆
06.靴ひも ★★★★★★★★★☆
07.CANDY ★★★★★☆☆☆☆☆
08.ランニングハイ ★★★★★★★☆☆☆
09.Sign ★★★★★★☆☆☆☆
10.Door ★★★★★★★★☆☆
11.跳べ ★★★★★★★★☆☆
12.隔たり ★★★★★★★★★☆
13.潜水 ★★★★★★☆☆☆☆

 

 

 約1年半ぶりとなる12thアルバム。
 ジャケ写に通ずる 衝動に駆られた的なイメージの楽曲と、大味なアレンジが施されたスロー系という二本の軸で以て構成されてます。

 

 前者は割りといい感じです。
 やたらドラマチックで雄大なロックナンバー『Worlds end』、ミスチル流「†ザ・V系っぽい曲†」ってな感じのMonster』外部音を色々纏いつつ歌唱やドラミングが荒々しく振る舞ったランニングハイ』、バックトラックの音数を絞った 絶叫直談判ソング『Door』バンドサウンドを基軸に四つ打ちを併用した爽快アップナンバー跳べ』と、多彩というか意外にも似通ったものがないこともあり、なかなか面白みのあるラインナップ。 

 

 で、問題は後者ですよ。
 ミドルスロー/バラード系のほとんどが ゴテゴテとくどい装飾を施したもので、ぶっちゃけワンコーラス聴くだけでもしんどい。
 『僕らの音』『CANDY』なんて、ただでさえメロディがまったりしていて退屈なのに、老いぼれたアレンジのせいで余計に 疲労は溜まるし、瞼は重くなるし、んで何かよくわかんないけどこの手のバラードが定型スタイルになっちゃうし、マジ勘弁。『Sign』は前述2曲よりはマシだし、歌詞はむしろ好きなほうなんですけどねえ、総合的には退屈でどうもイマイチ。

 

 あ、でも『隔たり』は別です。ふつくしいメロディと「君はビューティフォーなハングリースパイダーで僕はただのバタフライ」な歌詞をより一層美化するような大袈裟なアレンジがここではプラスに作用してます。にしても、この曲の歌詞カードの文字が象っているこの絵はちょっと、なんていうか、あれっすね。イマジネーションを掻き立てるというか、生半可に生々しい。
 あと、「天空への塔にでも登ってんのかい」と言いたくなるほど やたら崇高なオーラを放っている『and I love you』も結構好きです。

 

 でもいちばん好きな曲っつったら、前述の二本の軸に属さない未来』になるんですけどね。平歌がアーシーでサビが爽快で瑞々しいポップな曲。そして綾瀬はるかちゃんを思い出しては萌え萌えしてしまう曲。

 

 それとアウトドア系ミドルポップな『靴ひも』初期っぽくありつつ、なんだかんだで定期的にこの手の楽曲が登場するからなのか、 超ミスチルって感じがする曲ですな。にしても なんでしょう、この淡い音触りは。それが歌メロと相俟ってノスタルジーを喚起するわけですけども。

 

 あと、アップナンバー、スローナンバーどちらもギターとベースの存在が薄いっすね。ピアノのほうが前面に出ちゃってる曲のほうが多いし、『未来』とか、そんな仕上がりにもかかわらず 十分すぎるほどに良曲として成立しちゃってて それがある意味悲しい。正式メンバーのパートが添え物同然の存在感って。

 

 スロー系がもうちょっとまともだったら良いアルバムになったかもしれないのに…てゆーかスロー系の数が多すぎんねん そもそも。

 

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