アルバム感想『[(an imitation) blood orange]』 / Mr.Children

[(an imitation) blood orange](初回限定盤)(DVD付)
『[(an imitation) blood orange]』 / Mr.Children
2012.11.28
★★★★★★☆☆☆☆

01. hypnosis ★★★★★☆☆☆☆☆
02. Marshmallow day ★★★★★★★★☆☆
03. End of the day ★★★★★★★★☆☆
04. 常套句 ★★★★★★★★★☆
05. pieces ★★★☆☆☆☆☆☆☆
06. イミテーションの木 ★★★★★★★★☆☆
07. かぞえうた ★★★★★★★☆☆☆
08. インマイタウン ★★★★★★★★☆☆
09. 過去と未来と交信する男 ★★★★★★★★☆☆
10. Happy Song ★★★★★★☆☆☆☆
11. 祈り ~涙の軌道 ★★★★★★☆☆☆☆

 

 

 約2年ぶりとなる17thアルバム。
 どうやらこのアルバム、既に何らかのカタチで発表されている楽曲が多数あるとのことなんですが、わたしはCDシングルでリリースされた曲(Tr.3,5,11)以外は全てアルバムで初めて聴いたので、その点は割りとどうでもいい。

 

 むしろ問題なのはミドル/バラード曲が多すぎることと、ピアノやストリングスの蔓延ぶりが尋常じゃないこと。
 初っ端の壮大バラード『hypnosis』からもうピアノ/ストリングスのビッグウェーブ。音の厚みといい雰囲気の荘厳さといい、良曲に仕上げるために有用している感が皆無で、ただただうんざりするばかり。『pieces』も『hypnosis』ほどではないにしてもピアノ/ストリングスアレンジがだるさやイライラを引き起こすスローバラードでやはりキツい。てかこの曲に関してはメロディも全然よくないし、アレンジをどうしたところでもはやどうにもならんって感じが。
 これNTTのCMソングだっけ?と勘違いしてしまうほどミスチル鉄板ルートをまんまなぞったバラード『祈り ~涙の軌道』も流石にもういいっすって感じ。

 

 しかし『常套句』はものっそく良い。『祈り ~涙の軌道』とはまた違った意味でのミスチル鉄板バラードですけども、メロディが上質な上にピアノ/ストリングスアレンジがそれをしっかりとバックアップしている。ストリングスを除外したバラード『かぞえうた』も単体なら悪くないんだけど、スロー系だらけなアルバムの中で しかもスロー系に挟まれて配置されると どうしても萎えてしまうな。

 

 ほのぼのとしたミドルポップ『イミテーションの木』、音数控えめのジャジーなミドルスロー『インマイタウン』といった ミドル/スローの中でもバラードに属さないこれら2曲は良かったです。どちらもピアノアレンジによって活かされている佳曲。

 

 珍しくベースが目立ったトコで躍動している疾走ナンバー『Marshmallow day』、90’sトレンディドラマ主題歌風の瑞々しいポップソング『End of the day』、申し訳程度にデジタル要素とブラック要素を含んだポップナンバー『過去と未来と交信する男』といったアップナンバー群もまた佳曲の連続。でも『Happy Song』はアレンジで損しちゃってるな。ほのぼのしたハッピーオーラは出ているけども、外部音をやたら詰め込み過ぎていてどうも足取りが重い。

 

 ぶっちゃけ 通しで聴くのはしんどいっす。ていうか一曲目からいきなり挫けそうになるし。アルバム単位じゃなく、一曲一曲つまみ食いするのがベターな聴き方。
 

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です