アルバム感想『EVERYTHING』/ Mr.Children

EVERYTHING
『EVERYTHING』/ Mr.Children
1992.5.10
★★★★★★★☆☆☆

01. ロード・アイ・ミス・ユー ★★★★★★★☆☆☆
02. Mr.Shining Moon ★★★★★★★☆☆☆
03. 君がいた夏 ★★★★★★★★☆☆
04. 風~The wind knows how I feel~ ★★★★★★★★☆☆
05. ためいきの日曜日 ★★★★★☆☆☆☆☆
06. 友達のままで ★★★★★★☆☆☆☆
07. CHILDREN’S WORLD ★★★★★★★★☆☆

 

 

 ミスチルのデビューアルバム。
 収録曲は全てインディーズ時代から演奏していた楽曲で、本作の制作にあたり、プロデューサーである小林武史によってアレンジが加えられていたり歌詞が変更になったものもあったり。

 

 いかにも渋谷系といった感じのジャケ写からして ブレイク期のミスチルとはだいぶイメージが違います。ネオアコ系の爽やかでスタイリッシュなポップナンバーが連なっており、コバタケの手が加わっていながらも まだまだ青臭さやアマチュアっぽさが抜け切れてない様子。聴いてるこっちが こっぱずかしくなるくらいの この初々しさが 本作ならではの旨味であり、この時点で既に桜井氏のメロディメイカーとしての才が芽吹いてることも しかと窺えます。

 

 初っ端からinspired by 『Roxanne』(The Police)が炸裂した未練タラタラなミドルポップス『ロード・アイ・ミス・ユー』、どことなくシュガーベイブっぽいサウンドの甘味あるシティポップ風ナンバー『Mr.Shining Moon』、流石シングルカットされただけあってコマーシャルな作りのメランコリックミドル『君がいた夏』、韓国の青春群像ドラマのテーマソング的な爽やかさや開放感を有したミドルナンバー『風~The wind knows how I feel~』、せっかくの休日なのにエロ動画の閲覧に耽って気づけばサザエさんの放送時間になってた的な憂鬱さが滲み出た(そんな歌詞ではないけども)スロー曲『ためいきの日曜日』、ハーモニカの音色が軽快さに一役買っているウキウキなアップナンバー『友達のままで』、「オラわくわくすっぞ~」とでも言いたげなピュアなキラメキと衝動が詰め込まれた瑞々しいポップナンバー『CHILDREN’S WORLD』と、今どころか全盛期(1994~1997)とも明らかに様相は別物ながらも 確実にミスチルの息吹を感じる良質なポップソングが多々あります。特別 熱烈なファンでない上に まあそこそこいい歳の私でも素直に楽しんで聴けるアルバム。

 

 流石にこのアルバムからは 後に日本を代表する大物バンドになることを予感させる片鱗なんてものは感じ取れませんけど、00年代半ばからちょくちょく演ってる アレンジ過剰な退屈バラードなんかより こっちのほうが断然いいっすわ。

 

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