アルバム感想『Versus』/ Mr.Children

Versus
『Versus』/ Mr.Children
1993.9.1
★★★★★★☆☆☆☆

01. Another Mind ★★★★★★★☆☆☆
02. メインストリートに行こう ★★★★★★★★☆☆
03. and I close to you ★★★★★★★☆☆☆
04. Replay ★★★★★★★★☆☆
05. マーマレード・キッス ★★★★★★★☆☆☆
06. 蜃気楼 ★★★★★☆☆☆☆☆
07. 逃亡者 ★★★★★★★★★☆
08. LOVE ★★★★★★★★☆☆
09. さよならは夢の中へ ★★★★★☆☆☆☆☆
10. my life ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 約9ヵ月ぶりとなる3rdアルバム。
 前作の青春まさかりな雰囲気はどこへやら。『Replay』とか『my life』とか、前作の作風を継承した爽快切ないポップソングも一応あるけども、全体的には爽やか好青年という感じではなくなってきたなって気がする。良くも悪くも20代前半の男の様々な一面が描写されておりば…って言うほど多面性に富んでるわけでもないし、描写の仕方が克明なわけでもないし、そもそも桜井氏の綴る歌詞が他のアルバムと比べて あまり引っ掛かりがないんですよね、数曲を除いて。

 

 んで楽曲はというと…周囲から見える自身の姿と本当の自身の姿とのギャップに翻弄される様を描いた 繊細で冷淡なマイナーミドルアップ『Another Mind』、アメリカンなノリのゴキゲンブラスアップ『メインストリートに行こう』、ソウルテイストの派手めなアップナンバー『and I close to you』、全ポッキーCMソングの中でも くっそ地味な曲ではあるけども 素朴な味わいが魅力の『Replay』、どことなくエロビデオのBGMのような甘美さと浮遊感を醸し出したミドルスロー『マーマレード・キッス』、ひび割れた心模様をダークなサウンドで鳴らした『蜃気楼』、打って変わってJENボーカルによるレゲエタッチのゆる~い楽曲が能天気ムードへとひっくり返す ミスチル随一の珍曲(にして私的に本作のベストナンバー)『逃亡者』、エバーグリーンな作風の中で 桜井氏の悪しき女癖が露になったミドルポップス『LOVE』、まったりバラード『さよならは夢の中へ』、前述通りの爽快切ないポップソング『my life』など、意外と言っちゃアレだけど 作風は生半可に手広いんですよね。でもバラエティ豊かというよりは雑多という感じだし、トータル的にはどうも小粒揃いという印象が否めないし、私的にミスチルの作品の中では下位に位置するアルバムだな。1曲1曲を掻い摘んでみれば大体の曲はそこそこ好印象なんだけども。

 

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