アルバム感想『Atomic Heart』/ Mr.Children

Atomic Heart
『Atomic Heart』/ Mr.Children
1994.9.1
★★★★★★★★☆☆

01. Printing ※※※※※※※※※※
02. Dance Dance Dance ★★★★★★★☆☆☆
03. ラヴ コネクション ★★★★★★★★★☆
04. Innocent World ★★★★★★★★☆☆
05. クラスメイト ★★★★★★☆☆☆☆
06. Cross Road ★★★★★★★★★★
07. ジェラシー ★★★★★★★☆☆☆
08. Asia(エイジア) ★★★★★★★☆☆☆
09. Rain ※※※※※※※※※※
10. 雨のち晴れ ★★★★★★★☆☆☆
11. Round About~孤独の肖像~ ★★★★★★★☆☆☆
12. Over ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 『Cross Road』『Innocent World』の大ヒットを経てリリースされた、1年ぶりとなる4thアルバム。ミスチルにとって最大のヒット作で、ロングセラーの末 340万枚越えのメガヒットを記録。

 

 初期3作を踏まえて聴くと、今まで以上にバンド感が強く前面に出るようになったとか、実験的なアプローチに多々着手してるとか、青春や恋愛に止まらず、精神面の解剖やアイロニカルな切り込み、社会との対峙、時代性の落とし込みなど歌詞のバリエーションが拡張したとか、それまでのミスチルのイメージを覆すような要素を多分に含有していて実に挑戦的。それでいてどの楽曲も大衆性をガッチリ備えているのが流石であります。

 

 社会を皮肉るソリッドなダンサブルナンバー『Dance Dance Dance』、エロを絡めたファンキーなロックンロール『ラヴ コネクション』、アクエリアスのCMしか思い出しようがない『Innocent World』、爽やか好青年の素振りでメランコリックに浮気を歌うボサノバテイストのミドルポップ『クラスメイト』、センチメンタルかつドラマティックな初期の最高傑作『Cross Road』、遺伝子レベルで恋してる?的コズミックかつ深遠なミドルナンバー『ジェラシー』、アジア人や日本人としての在り方を歌ったアーシーで重いロックナンバー『Asia(エイジア)』、ほのぼのファンクナンバー『雨のち晴れ』、ティーンエイジャーの精神面の本質に迫った 浜省意識の80sライクな疾走ロックナンバー『Round About~孤独の肖像~』、瑞々しく切ない ミドルポップなハートブレイクソング『Over』などなど、今聴くと大して驚くこともないミスチルっぽい曲が勢揃いといった感じですが、言い換えるなら、このアルバムでミスチルらしさやミスチルの多様性が確立された、ということですよね。

 

 ぶっちゃけ『Cross Road』『ラヴ コネクション』以外はどれもまあまあ好きっていう程度なんですけども、いわゆるエンタメ的なバリエーションの豊富さとはまた違った バランス良きトータリティがあって、アルバム単位では割りと気に入ってる作品。

 

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