アルバム感想『BOLERO』/ Mr.Children

BOLERO
『BOLERO』/ Mr.Children
1997.3.5
★★★★★★★★☆☆

01. prologue ※※※※※※※※※※
02. Everything(It’s you) ★★★★★★★☆☆☆
03. タイムマシーンに乗って ★★★★★★★★★★
04. Brandnew my lover ★★★★★★★★☆☆
05. 【es】~Theme of es~ ★★★★★★★★★★
06. シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~ ★★★★★★★★★★
07. 傘の下の君に告ぐ ★★★★★★★☆☆☆
08. ALIVE ★★★★★★★☆☆☆
09. 幸せのカテゴリー ★★★★★★☆☆☆☆
10. everybody goes -秩序のない現代にドロップキック- ★★★★★★★★★☆
11. ボレロ ★★★★★★☆☆☆☆
12. Tomorrow never knows(remix)  ★★★★★★★★☆☆

 

 

 前作『深海』より約8ヵ月ぶりとなる6thアルバム。『深海』と同時進行で制作されてたようで、まっさらな新曲と、『深海』には収録されなかったシングル曲が収録されておりば。

 

 ジャケ写の雰囲気は明るく開放的ですが、桜井氏のソウルジェムが真っ黒な時期に制作されたということで歌詞は暗め。ただ楽曲は決して辛気臭いものばっかではなく、テンション高めのものもあればじっくり聴かせる系もホッと落ち着ける系もあったり。

 

 『ALIVE』は、「救いの歌は聴こえちゃこない」とマシンガンをぶっ放し切り、嘆きに嘆いてやむなく「生きていかなしゃあないやんか」に着地した的ミドルスロー曲で、立ち位置としては『深海』の延長線上にいるような感じ。メロディはまあ良さげですが、アレンジが如何せん地味で長尺の割りに盛り上がりに欠けるのがネック。

 

 外タレバンドのロッカバラードを意識してんのか的な『Everything(It’s you)』、演奏、アレンジ、ポップなメロディに対するフレーズの宛がい方が最高の形で結実した風刺たっぷりのロックナンバー『タイムマシーンに乗って』、愛欲への逃避を乱暴に歌う退廃的ロックナンバー『Brandnew my lover』、セピア色した珠玉の名バラード『【es】~Theme of es~』、巧みなフレーズチョイスも相俟って躍動感に満ちている 明るく開放的なポップソング『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』、日本社会を痛烈に皮肉った軽快なロックンロールナンバー『傘の下の君に告ぐ』、こざっぱりとしたフォーキーな穏やかミドルスロー『幸せのカテゴリー』、アイロニーとポジティビティが混在したストレートな疾走ロックナンバー『everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-』、スペイン起源の舞曲をミスチル流に取り込んだ『ボレロ』、「果てしない闇の向こうに~ウォッホー♪」(by JEN)でお馴染みの壮大ナンバー『Tomorrow never knows』と、

 

 単に未収録シングルと『深海』から漏れた新曲を寄せ集めたらこうなっただけかもしれんが、結果的には『Atomic Heart』とはまたちょっと違った手法で 既に確立されたミスチルらしさを詰め込み、より確固たるものにしたアルバムという感じがしますな。前作に続き(ミスチルにしては)バンド感か強く出てることもあり、割かし気に入ってるアルバム。と言いつつ、聴くのはほとんど『タイムマシーンに乗って』『【es】~Theme of es~』『シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~』ばっかになっちまうんですけども。

 

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