アルバム感想『現実』/ NoGoD

現実[通常盤]
『現実』/ NoGoD
2011.8.3
★★★★★★★★☆☆

01. 神風(album version) ★★★★★★★★★☆
02. コワレモノ ★★★★★★★★☆☆
03. downer’s high! ★★★★★★★★☆☆
04. 優しさの意味 ★★★★★★★☆☆☆
05. Raise a Flag ★★★★★★★☆☆☆
06. 愛してくれ ★★★★★★★★☆☆
07. 天馬、空を行くが如く ★★★★★★★★☆☆
08. 机上の空論 ★★★★★★★★★☆
09. Ⅲ-実存 ★★★★★★★★☆☆
10. 恒星 ★★★★★★★★☆☆
11. アイデンティティー ★★★★★★★★★★

 

 

 約1年ぶりとなるメジャー2ndアルバム。
 HR/HMがベースになってるトコは前作と同様ですが、前作でわずかに感じられたよそ行き感がなくなり、SIAM SHADEばりにハードさとポップさの絶妙なバランスを身に着けたことと、生や自由、人間の弱さや強さを歌った歌詞がよりストレートになったことで、結果セルアウトせずしてNoGoDの本質がより分かりやすく伝わるような作品になったんではないかと。

 

 彼らのアンセムともいうべき闘魂みなぎる疾走メタル『神風』、バトルアクションアニメのOPチックなハードロック『コワレモノ』、ファンキーなアメリカンロック『downer’s high!』、ヘヴィなリフとリズムで叩きつける『愛してくれ』、本作での主張を端的に集約した疾走メタル『机上の空論』と、主に攻撃性とキャッチーさが両立したHR/HMナンバーで魅了してきます。

 

 

 自動車のCMソングっぽさハンパない激キャッチーなポップロック『Raise a Flag』、スーパー素朴で穏やかなバラード『優しさの意味』なんつーコマーシャルなナンバーも用意しつつ、飛翔感と眩さを感じさせるメロディアスでアッパーなインスト『天馬、空を行くが如く』、徐々にスケール感を増す展開美で魅力するプログレナンバー『Ⅲ-実存』、雄大なロッカバラード『恒星』、箍が外れた開き直り系ハードロック『アイデンティティー』など、バンドのポテンシャルがより活きた楽曲もバッチリ押さえてあります。

 

 メンバーの演奏力の高さ、団長の歌唱力や熱量の高さ、メロディの質の高さは折り紙つきだし、そのいずれもが十二分に発揮されてるし、NoGoDの入門としてはもちろん、メタルの入門として最適な内容ですよこりゃ。後の作品を聴いたあと本作を振り返ってみると、これがメジャー以降のNoGoDの基礎的なフォーマットになっていた、ということも改めて実感。

 

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