アルバム感想『V』/ NoGoD

V
『V』/ NoGoD
2013.2.6
★★★★★★★★★☆

01. 現世ホラーショー ★★★★★★★★★★
02. 絶望、バイバイ。 ★★★★★★★★★☆
03. 球根 ★★★★★★★★☆☆
04. 空の公園 ★★★★★★★★☆☆
05. Sabbath ★★★★★★★★☆☆
06. パンドラ ★★★★★★★☆☆☆
07. 夢の泡 ★★★★★★★★☆☆
08. IV – 他者/Philosophia ★★★★★★★★★☆
09. STAND UP! ★★★★★★★★☆☆
10. 鐘を鳴らせ ★★★★★★★★★☆
11. 感情 ★★★★★★★★☆☆
12. 闘争本能 ★★★★★★★★☆☆

 

 

 約1年半ぶりにリリースされたメジャー3rdアルバム。

 今回は初っ端からとにかくエナジーが迸ってます。シンガロングを促進する楽曲もちらほら配置されてることもあり、聴き手にメッセージを伝えるというより、聴き手を扇動してる印象のアルバムです。

 

 全体的にファイト一発ユンケルパワー!って感じで、アンサンブルはさらなる鋭さと重厚さを身に着けて振る舞い、団長のボーカルは一皮むけてより一層のパワフルさとエモさを発揮しています。んで歌詞は、前作みたく シンプルかつ分かりやすいメッセージとして清書されてるスタイルではなく、言いたいことをまんまぶっちゃけるスタイル。前作は前作で十分ストレートではあったけど、今回はそれ以上にストレートまっすぐだね視線はまるでレーザービームみたいな、なんかそういうイメージ(?)。

 

 のっけから凄まじい気迫で切り込んでくる疾走メタル『現世ホラーショー』、ネガティビティを投げつけ叩き潰すかのようなパワフルアップ『絶望、バイバイ。』、ツインギターがテクニカルなプレーをお見舞いするアメリカンロック『球根』、半ばアラビアン的な雰囲気のヘヴィロック『Sabbath』と、前作を遥かに凌ぐ攻撃力を携えて攻めにかかってきます。本作唯一のミドルバラード『空の公園』でも分厚いアンサンブルを鳴らしており、開放的ながら重みのあるこのサウンドが虚無感を漂わせてます。

 

 彼らにしてはポップ寄りは疾走ロック『パンドラ』、ツインギターが美しい旋律を聴かせる穏やかなインスト『夢の泡』を経て、毎度恒例の大作曲である『IV – 他者/Philosophia』、ラストステージ→ラスボスとの決戦→感動のフィナーレみたいな展開を繰り広げるハードロックナンバー。やはり天に昇るイメージの大らかなサウンドと酸欠必至のハイトーンが活きた泣きメロによる終盤はグッときてしまいますな。

 

 

 そしてアルバム後半戦、体育会系ハードロック『STAND UP!』、ダサいシンガロングが響き渡るハードロック『鐘を鳴らせ』、爽快エモロック『感情』、燃え尽きろ!熱戦・烈線・超激戦的スラッシュメタル『闘争本能』と、ライブ映えするアップナンバーを畳みかけてくる展開が実に熱く爽快。トータル的にサウンドのハードさがグレードアップしている中でもメロディのキャッチーさは相変わらず健在なのが彼ららしいですな。

 前2作よりも今作のほうが断然好み。良作であります!

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です