アルバム感想『Renovate』/ NoGoD

Renovate
『Renovate』/ NoGoD
2016.3.30
★★★★★★★★☆☆

01. VAMPIRE ★★★★★★★☆☆☆
02. 絶頂マスカレード ★★★★★★★★☆☆
03. 魔法 ★★★★★★★★★☆
04. 想像グラフィティ ★★★★★★☆☆☆☆
05. イピカイエ ★★★★★★★★★☆
06. 方舟 ★★★★★★★★★★
07. 時を超えて ★★★★★★★★☆☆
08. キラー・クラウン ★★★★★★★★☆☆
09. カミサマの言う通り ★★★★★★★★☆☆
10. 光 ★★★★★★★☆☆☆
11. 桃源郷へようこそ ★★★★★★★★☆☆

 

 

 過去に制作された未発表音源をリビルドした楽曲が約半数を占める…ということですが、未発表音源集とかなんちゃらベストとかコンセプトアルバムっていうスタンスではなく、れっきとしたオリジナルアルバムなんだそうです。

 

 最初聴いた時は、2ndアルバム『現実』で定まったフォーマットほぼまんまな構成というのもあって、ぶっちゃけ全体的にイマイチな感じだったんですけど、改めて聴き直したらそうでもなかったわ。新鮮味こそ薄いけど、なんやかんやで今回もいいアルバムでした。

 

 NoGoDらしさを出し惜しみしない彼ら鉄板スタイルの疾走メタル『VAMPIRE』、バランスよくハードさとキャッチーさを兼備したダークなメタルナンバー『絶頂マスカレード』 『キラー・クラウン』、 ガムシャラに暴れ回る『イピカイエ』、闇深さが煮えたぎる邪悪なヘヴィロック『方舟』、メロディアスさがとりわけ光る『カミサマの言う通り』、現実世界への皮肉をぶちまける、毎度お馴染みボートラ的存在の暴走ナンバー『桃源郷へようこそ』など、今回はリフでグイグイ引っ張るHR/HMが目白押し。

 

 

 ポップさとスケール感を有したシンガロング促進ハードロック『魔法』、一体誰のモノマネしとんねんと言いたくなる生半可に渋さを滲ませたボーカルが印象的な 泥臭いミドルポップロック『想像グラフィティ』、コンパクトサイズに収めた変拍子ハードロックなインスト『時を超えて』と、HR/HM一辺倒にならず、かつ彼らの持ち味を活用して振れ幅と緩急を巧みにつけているのもいいですな。まあ『想像グラフィティ』は単体じゃあんまし能動的に聴こうって感じにはならんのですけど。

 『光』はベッタベタなまでのラスト締め意識な大らかバラード。曲自体も綺麗だし締め方も綺麗。締めを意識しすぎてアウトロが非常にくどいですけど。

 

  インディーズ時代の彼らを全く知らないライトなリスナーとしてはオリジナルアルバムとして違和感なく楽しめました。アルバム全体の流れや一部楽曲にマンネリ感が少なからずありはしますが、『魔法』とか『方舟』とか、満足度が高い楽曲もあることだし、これはこれでいい感じ。

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です