アルバム感想『感情エフェクト』 / ONE OK ROCK

感情エフェクト
『感情エフェクト』 / ONE OK ROCK
2008.11.12
★★★★★★★☆☆☆

01. 恋ノアイボウ心ノクピド ★★★★★★★★☆☆
02. どっぺるゲンガー ★★★★★★★☆☆☆
03. 皆無 ★★★★★★★☆☆☆
04. 20 years old ★★★★★★★★☆☆
05. Living Dolls ★★★★★★★★☆☆
06. Break My Strings ★★★★★★★★☆☆
07. 存在証明 ★★★★★★★☆☆☆
08. CONVINCING ★★★★★★★☆☆☆
09. My sweet baby ★★★★★★★★☆☆
10. Reflection ★★★★★★★☆☆☆
11. Viva Violent Fellow ~美しきモッシュピット~ ★★★★★★★☆☆☆
12. JUST ★★★★★★★★☆☆
Secret Track. ボサノバ ★★★★★★★★☆☆

 


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 前回リリースのミニアルバムより僅か半年弱、フルアルバムとしても約1年ぶりのリリースとなるアルバム。一応これが3rdアルバムとなるそうです。

 

 ギターが主導権を握るようになった感じがしますね。大半の楽曲でグイグイと頼もしく牽引しています。性急なビートとくっそエモいメロディでお出迎えする疾走メロコア『恋ノアイボウ心ノクピド』からもう既に顕著ですが、ミックスが改善されているだけでなく、ギターのリフの訴求力が大幅にアップしていたり厚みを増していたりと 全体的にアンサンブルが肉厚骨太になっており、これまでよりも明らかにダイナミズムを増してます。

 

 そんなわけで、アップナンバーの攻撃力は過去2作よりも上がっており、『Living Dolls』『My sweet baby』といったミドル/バラード曲ではメロディアスでありながら後の海外市場を意識した作風に繋がるスケール感を醸し出すようになってます。メロディセンスも相変わらず良好。

 

 歌詞はリスナー鼓舞や決意表明的なもの、自問自答系がほとんどで、内容的にも表現方法的にも中二病患者っぷりにさらなる拍車が掛かった感あり。

 『皆無』とか、よほど能天気でなければ子ども時代に誰しも一度は考えたことがありそうなことだもんな。ドラえもんの「創世セット」みたいなやつで自称神様が遊んでる人生ゲームのコマでしかないのかもな俺って、
みたいな。

 

 難点を挙げるなら、アップナンバーの作風があまり幅広くないってことかな。前述の聴かせる類の曲もあるし、ヘヴィなリフでグルーヴィーに攻める『Break My Strings』とか、疾走しながらも独特のハネたノリを有した『Viva Violent Fellow ~美しきモッシュピット~』とか、ミスチルの『everybody goes-秩序のない現代にドロップキック-』を骨太かつ暑苦しく改変した的なイントロが印象的な アーシーなハードロック『JUST』とか随所で変化はつけてるし、呆れるくらいに似通ってるなんてことも全然ないんですけど、通しで聴くとどうしてもダレてきちゃうっていう。

 あと、本作からシークレットトラックが用意されるようになりました。本編とは趣が全く異なる、ゆるノリでおふざけ全開な 寸劇まじりのナンバー。なんじゃらほい。っていうかモナリザパーキングとかカルロスフィットネスって一体なんぞ??

 

 色んな意味で、っていうか全てにおいて着実にレベルアップしていることが窺えるアルバムです。すっかり垢抜けちゃってるし、ワンオクらしさがここでしっかり完成されてます。

 

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