アルバム感想『Ambitions』 / ONE OK ROCK

Ambitions 初回限定盤(CD+DVD)
『Ambitions』 / ONE OK ROCK
2017.1.11
★★★★★★★★★☆

01. Ambitions -Introduction-
02. Bombs away ★★★★★★★★★★
03. Taking Off ★★★★★★★☆☆☆
04. We are ★★★★★★★★☆☆
05. 20/20 ★★★★★★★★☆☆
06. Always coming back ★★★★★★★★☆☆
07. Bedroom Warfare ★★★★★★★★★☆
08. Lost in Tonight ★★★★★★★★★☆
09. I was King ★★★★★★☆☆☆☆
10. Listen (featuring Avril Lavigne) ★★★★★★★☆☆☆
11. One Way Ticket ★★★★★★★★☆☆
12. Bon Voyage ★★★★★★★★★☆
13. Start Again ★★★★★★★★☆☆
14. Take what you want (featuring 5 Seconds of Summer) ★★★★★★★★★☆

 

 約2年ぶりとなる8thアルバム。これが現時点で最新作となります。

 海外市場を意識した音作りがさらに深化してます。スタジアムや野外フェスでの楽曲演奏を想定している感がこれまで以上に強く表れていて、全体的にスケールがデカいっす。どんだけ大勢のオーディエンスとシンガロングしたいねんと。

 

 んで、これまでのワンオクと大いに異なるポイントが、エモやメロコアといった疾走ロックナンバーが減少し、ハードロックとR&Bをハイブリッドさせたナンバーが多数導入されたこと。

 

 オリエンタルテイストを孕んだ壮大かつ重厚なミドルナンバー『Taking Off』、P!NK姐さんを想起させるワイルドでダンサブルな『Bedroom Warfare』、シリアスダークな『I was King』といった アルバム発売に先駆けて配信リリースされた楽曲、陰鬱ムードに優しさが溶け込むようなイメージのミドルスロー『Listen (featuring Avril Lavigne)』、真っ暗闇に一条の光が差し込んだ的な開放的ミドル『One Way Ticket』がそれにあたりますね。

 

 そういうのも関係してか、主にトレンド感やスケール感を意識したようなシンセや打ち込みを前作よりも積極的にかつ全曲で取り込んでるのが今作の最も分かりやすい特徴で、その影響でバンド演奏のアグレッションが相対的に落ち着いてきちゃってます。これまでのワンオクに最も近い作風の清々しい疾走アップ『Start Again』はともかく、『20/20』『Lost in Tonight』といった本作における疾走系担当は、アグレッション重視で聴いてる人やこの手の音作りを受け入れられない人には ちょっと厳しいかも。

 

 個人的にはアリです。単純にこの手の音作りが好きだというのと、私的に本作どころかワンオクの全楽曲の中でいちばん気に入ってる『Bombs away』をはじめ、『We are』『Bon Voyage』、そしてHonda「シビック」のCMでお馴染みの『Take what you want (featuring 5 Seconds of Summer)』といったスタジアム映えしてシンガロングもしたくなっちゃう雄大なロックにはすごくフィットしたアプローチだし。少なくとも考えなしにトレンドに乗っかってるわけではないのは明白。

 

 

 ハートフルなしっとりバラード『Always coming back』もいい曲。高音を張り上げて熱唱する類の歌唱ではないですが、ここでもシンガロング促進パートやスケール感を醸し出すアプローチが掛けられていて、それが違和感なく導入できているのが見事。

 

 『人生×僕=』『35xxxv』が主に上物の大きな変化があったのに対し、『35xxxv』『Ambitions』では前回変化した上物をさらに厚塗りし、下地にも大きな変動があったので、前作以上に賛否がばっくり分かれるアルバムかもしれないっすね。

 

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