アルバム感想『LOVE is BEST』/ 大塚愛


『LOVE is BEST』/ 大塚愛
2009.11.11
★★★★★☆☆☆☆☆

01. Is ★★★★★★★☆☆☆
02. aisu×Time(大塚 愛×SU from RIP SLYME) ★★★☆☆☆☆☆☆☆
03. 大好きだよ。 ★★★★★★★☆☆☆
04. チケット ★★★★★★★☆☆☆
05. 君フェチ ★★★★★★★★☆☆
06. HEART ★★★★★★★☆☆☆
07. ふたつ星記念日 ~新婚日和~ ★★★★★★★☆☆☆
08. さくらんぼ ★★★★★★★★☆☆
09. Strawberry Jam ★★★★★★★☆☆☆
10. drop. ★★★★★★★☆☆☆
11. 甘えんぼ ~Wedding~ ★★★★☆☆☆☆☆☆
12. キミにカエル。 ★★★★★★★★★☆
13. 甘い気持ちまるかじり ★★★★★★★★★☆
14. 恋愛写真 -春- ★★★★★★★★☆☆
15. ポケット ~Last Love Letter~ ★★★★★★☆☆☆☆

 

 

 1stベスト『愛 am BEST』から約2年8ヵ月ぶりとなる2ndベストアルバム。
 シングルコレクション同然の内容だった前作の続編でもなければ 全ディスコグラフィーからの選りすぐりでも 裏ベストでもバラードベストでもなく、「現在進行形のラブソング」をテーマにセレクトされた コンピレーション的なベスト盤です。てゆーかこれは今さら改めて振り返るまでもなく、当時 大塚さんが如何に愛しの彼とラブラブだったかというのを自身の持ち歌を寄せ集めて猛烈にアピった 一種の近況報告ですよね。ほんとに現在とは血の気が引くくらいに状況が真逆。

 

 いわゆるアップナンバーと括ってよさそうな楽曲が、当時の新曲にして本作のリード曲『Is』と他には『チケット』『さくらんぼ』のみで、それ以外はバラード、ミドルスロー、ミドルポップばっか。しかも、コンセプトがコンセプトなだけに甘味が強めな楽曲がやたら多いゆえ、通して聴くのはぶっちゃけかなりしんどいっす。

 

 

 後の結婚相手であるSU(RIP SLYME)との初めての共同作業ソング『aisu×Time』は、『One×Time』のリメイクナンバーですが、いやあハッキリ言ってこれは苦手っすね。まあ原曲がそもそもあんま好きではなかったんですけども、おそらくリメイクにあたり 二人のアツアツぶりをイヤというほど見せつけたくて加味したであろう要素があまり有効に作用していない感じがするんですよね。序盤のSUのラップパートがいきなり退屈で この一曲聴くだけでも集中力が途切れそう。まったり感とかベッドタイム感とか、アツアツカップルが愛し合う様の演出という点では『君フェチ』のほうが圧倒的に優れてるし、正直これは余計なリメイクだったな。

 

 『ふたつ星記念日 ~新婚日和~』は原曲よりも幾分 敷居を上げたような味付けが施されていて、まさしく「新婚日和」のイメージそのまんま。原曲はなんだか質素でリアルな日常感があったのに、このバージョンはなんか食卓に錦松梅が出てくるような金持ちの家庭って感じがして、これはこれでまあ面白いけども、当方 庶民中の庶民ゆえ普通に原曲のほうがいいな。

 

 個人的に本作の注目ポイントはカップリング曲である『キミにカエル。』『甘い気持ちまるかじり』の2曲。
 前者は雪解け頃、春はもうすぐといった ヒンヤリとした空気感の中で陽射しの暖かさを感じられるような穏やかなミドルナンバー。後者は甘ったるくならない程度の甘くほんわかしたムードが心地よいミドルポップナンバーということで、どちらも隠れた佳曲。アルバムのコンセプトにもフィットしてるし、これは実にいいチョイス。

 

 『さくらんぼ』は今回のコンセプトに当てはまってないことはないものの、全体を俯瞰するとやっぱり浮いてる感じがして、セールス確保のためにやむなく収録した感がどうしても拭えないのだけど、前述通り覇気のあるが少なすぎるので、結局のところ通し聴きするにあたってこの曲の存在に助けられてたりもするんですよね。

 

 つーか15曲って多すぎじゃね!?絶対こんなに曲数詰め込む必要ないやん!ちゃんとコンセプトが設けられていて、それに見合った選曲がされているトコは良いけども、もうちょっとコンパクトにまとめるべく曲数を絞らないと一枚の作品としてまともに聴くのは厳しいっすな。

 

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