アルバム感想『LOVE COOK』/ 大塚愛


『LOVE COOK』/ 大塚愛
2005.12.14
★★★★★★★☆☆☆

01. 5:09a.m ★★★★★★★★★☆
02. 羽ありたまご ★★★★★★★☆☆☆
03. ビー玉 ★★★★★★★★☆☆
04. SMILY ★★★★★★★★☆☆
05. U-ボート ★★★★★★★★☆☆
06. ネコに風船 ★★★★★★★★☆☆
07. Cherish ★★★★★★★★☆☆
08. ラーメン3分クッキング ★★★★★★★☆☆☆
09. 東京ミッドナイト ★★★★★★★☆☆☆
10. プラネタリウム ★★★★★★★★☆☆
11. Birthday Song ★★★★★★★★☆☆
12. LOVE MUSiC ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 

 約1年ぶりとなる3rdアルバム。

 ガールポップが主軸となってるトコは前作や前々作と同様ですが、過去2作に少なからずあったアイドルちっくな要素がやや薄れたことで、相対的にアーティスティックな印象が微増した感じがします。

 

 今まではアッパーなポップロックがオープニングを飾っていたのに対して、今回は 夜明けを連想させる 冷たい空気感と差し込んできた日差しの眩さをサウンドで体現したようなミドルロックナンバー『5:09 am』、柔らかなミドルバラード『羽ありたまご』とじっくり聴かせる類の楽曲で幕開け。

 

 彼女のボーカルも、歌唱力で耳を惹き付けるタイプではないものの、楽曲の雰囲気に応じた歌を聴かせてくれてるし、生楽器を採用した楽曲も増えたし、それ以上に何と言ってもサウンドプロダクションが前作よりも良くなったのが大きなプラス要素。上記2曲だけじゃなく その他のナンバーも、アーティスティックさだけじゃなく、楽曲の仕上がりもそれのおかげで向上してます。

 

 あと、本作ならではの特徴として、アルバム全体の流れが朝に始まり夜に終わりまた朝が訪れるという1日の流れとリンクしてることが挙げられます。

 前述2曲に続く、休日の朝9時くらいを思わせる清々しさと程よいのんびり感を有した瑞々しいミドルポップ『ビー玉』、『さくらんぼ』に続きカラオケを強く意識した 明るく開放的なポップナンバー『SMILY』、うっすらと沖縄っぽさを含ませたハッチャケポップナンバー『U-ボート』までが朝~昼、当時の自身の心境を野良猫に置換して歌ったような みすぼらしくも温かみも仄かに帯びた質素なミドルナンバー『ネコに風船』が夕方ですね。

 

 

 

 

 まるでケータイ小説のような詞世界を繰り広げた歌謡ロックバラード『Cherish』、ユルユルで間の抜けたお遊びソング『ラーメン3分クッキング』、ジャジーなアレンジを導入した華やかなポップナンバー『東京ミッドナイト』、秋の夜空を連想させる切ないバラード『プラネタリウム』、アットホームな雰囲気の軽やかなパーティーソング『Birthday Song』までが夜ですかね。夜がやけに長めです。本作の発売日通り、12月あたりの1日をイメージしたんでしょうか。っていうか『Birthday Song』はやたら遅めの時間帯じゃねーか?そんな深夜にパーティーしたら近所迷惑やがな。
 で、ラストの『LOVE MUSiC』は夜明けですか、それともまだイン・ザ・ドリームですか、どの時間帯かよくわからんがラストっぽい穏やかバラード。

 

 ということで、前作よりも確実に質は上がりましたが、総合的な楽曲の好みという点では前作よりちょっと上という程度なんで満足度はこんな感じです。

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です