アルバム感想『LOVE PiECE』/ 大塚愛


『LOVE PiECE』/ 大塚愛
2007.9.26
★★★★★★☆☆☆☆

01. 未来タクシー ★★★★★★★☆☆☆
02. ユメクイ ★★★★★★★★★★
03. Mackerel’s canned food ★★★★★★☆☆☆☆
04. PEACH ★★★★★★★★☆☆
05. クムリウタ ★★★★★★★★☆☆
06. 星のタンゴ ★★★★★☆☆☆☆☆
07. 蚊取線香 ★★★★★★☆☆☆☆
08. フレンジャー ★★★★★★★☆☆☆
09. CHU-LIP ★★★★★★★☆☆☆
10. HEART ★★★★★★★☆☆☆
11. 恋愛写真 ★★★★★★★★★☆

 

 

 

 ベスト盤を挟んでリリースされた4thアルバムで、オリジナルとしては約1年9ヵ月ぶりとなる作品。

 

 全体としてはバラエティー豊かというほど振れ幅は広くないけど まとまりもなく雑多でとっ散らかったという印象。シングル曲が割かし多めでいずれもキャラが濃いめなのに対して、アルバム曲がどうしても薄味で スキマを埋めることに終止しちゃってる感じがするんだよな。

 

 ナイーブさと力強さがせめぎ合う陰気なバラード『クムリウタ』くらいかな、シングル曲に引けを取らない存在感、を放ってるのは。おふざけに振り切った密室系パンキッシュ『蚊取線香』はインパクトだけは絶大、でもそれだけ、って感じ。ロッテか何かのCMで何度か耳にした軽快なポップロック『未来タクシー』は耳当たりはいいんですけどね、未来っぽい味付けもされてるんですけどね、それでも何か物足りないなとか贅沢にも思っちゃうんですけど、2ndのオープニングを飾った『スーパーマン』よりはだいぶ良いです。

 

 シングル曲は、『ユメクイ』『恋愛写真』が素晴らしい出来。
 『ユメクイ』は、甘酸っぱいメロディと、気持ちよくうねるベースが前面に出た 適度にザラついたサウンドとの掛け合わせが非常に良きかな良きかな。
 『恋愛写真』はピアノとストリングスをメインに仕立て上げたアレンジが 思い出と化した幸せを美しく彩り冷凍保存した名バラードで、切なくも温かい余韻を残します。

 

 

 

 『フレンジャー』は亜流『さくらんぼ』といった感じのカラオケ意識高めなポップロック。『CHU-LIP』は音的にも画的にもなかなかケバいブラスポップ。『PEACH』は躍動感溢れるポップロック。『HEART』は夏の思い出を回顧する涼しげミディアムナンバー。という感じで、どれもまあまあ好きです。

 

 

 生音意識が高くなってたりサウンドプロダクションの質を維持していたりという利点もありますが、曲そのものの満足度が落ちてしまったって感じですね。苦手ではないけど、アルバム単位ではあまり聴くことがない作品。

 

 

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