アルバム感想『LOVE JAM』/ 大塚愛


『LOVE JAM』/ 大塚愛
2004.11.17
★★★★★★☆☆☆☆

01. スーパーマン ★★★★★★☆☆☆☆
02. Happy Days ★★★★★★★★★☆
03. Strawberry Jam ★★★★★★★☆☆☆
04. 大好きだよ。 ★★★★★★★☆☆☆
05. 扇子 ★★★★★☆☆☆☆☆
06. 妄想チョップ ★★★★★★☆☆☆☆
07. ポンポン ★★★★★★★☆☆☆
08. ふたつ星記念日 ★★★★★★★★☆☆
09. 金魚花火 ★★★★★★★★★★
10. 黒毛和牛上塩タン焼735円 ★★★★★☆☆☆☆☆
11. フレンズ ★★★★★★★★★★

 

 

 

 約8ヵ月ぶりとなる2ndアルバム。

 例によって、2000年代版ガールポップな作風を継続しており、楽曲もいいものは揃っているのですが、如何せん音がチープです。サウンドプロダクションが劣化したことで前作よりもインスタントなJ-POP感が強くなっちまってます。

 

 ブラスアレンジを交えたミドルポップ『Strawberry Jam』や小気味よく弾むピアノをフィーチャーしたキュートなミドルナンバー『ふたつ星記念日』はまだ良いとしても、アップナンバーに関してはこれが大きな足枷になっていて、曲によっては退屈を促す仕上がりのものもあったり。おふざけに突っ走ったパンキッシュな『ポンポン』とか、彼女のボーカルは思っきしメーター振り切ってんのにサウンドが迫力不足で魅力をフルで発揮しきれずにいるし。同じパンキッシュナンバーの『Happy Days』は音的にまあ許容範囲内って感じだけど、これもまともなプロダクションだったりリズムが生演奏だったりすればモアベターだったなと。

 

 

 あと、これは前述の音がチープ問題も絡んでることなんですけど、アルバム曲の風格が脇役みたいな感じのばっかなんで、全体を見渡すとなんかしょぼいんですよね。粒は揃ってるけど小粒ばっかしで。

 

 ただし『フレンズ』は別です。トレンディドラマ全盛期さながらの極上泣きメロとそれを盛り立てるドラマチックなアレンジが素晴らしくて、これはかなり好きな曲。

 

 シングル曲である『金魚花火』、これはもう彼女の全ディスコグラフィーの中でも間違いなく最高傑作でしょう。和の情緒と夏の終わりを存分に汲み取れる美しく切ないメロディとピアノをメインに据えたアレンジが良いのはもちろんですが、特筆すべきはラスサビの終わりで花火を模した効果音やドラムンベースを駆使して夏の終わりの儚さをドラマチックに盛り上げる演出。終盤のこのアプローチが涙腺をさらに刺激して、よりグッときちゃうんですよねー。

 

 

 『黒毛和牛上塩タン焼735円』はまったりしたアレンジがどうも好きになれん。『黒毛和牛上塩タン焼680円』と題されたシングルテイクはロックテイストにアレンジされていて こっちは中々いいなと思ったけど、なんでこんなまったりとしたほうがお値段ちょいと高めなのか意味がわからん。

 

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