アルバム感想『MOON』/ REV

MOON
『MOON』/ REV
1994.9.28
★★★★★★★☆☆☆

01. Break Down ★★★★★★★★★★
02. もう傷ついてもいい ★★★★★★★☆☆☆
03. 君と秋風 ★★★★★★★★★★
04. Freedom ★★★★★★★★☆☆
05. MOON ★★★★★★☆☆☆☆
06. SMILE ★★★★★☆☆☆☆☆
07. 風を蹴って ★★★★★☆☆☆☆☆
08. Desire ★★★★★★★★☆☆
09. 幾千もの情熱 ★★★★★★★☆☆☆
10. にじんだ瞳 ★★★★★★★☆☆☆


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 約9か月という短いインターバルでリリースされた2ndアルバムにしてREVとしての最後の作品。

 

 まあ大雑把に言うと、前作同様アーリー90sサウンドとビーイング全盛期サウンド詰め放題なアルバムです。今回も作詞作曲は全て出口雅之自身によるものなんですが、『君と秋風』『にじんだ瞳』はアレンジも出口雅之が手掛けてます。

 

 ミドルバラード『君と秋風』はストリングスアレンジがこの曲の要となるポイント。これによって哀愁の色合いがグッと濃くなり、楽曲が描写する風景が鮮明かつ奥行きを増したものになってます。てゆーかコレ、イントロからして名曲すぎじゃね?いやあ切ねえなこりゃ。彼の優良メロディーメイカーぶりに箔をつけてるし、アレンジャーとしても有能であることが実証されてるじゃないすか。

 

 同じく彼自身がアレンジまで手掛けている『にじんだ瞳』は、ピアノとシンセとストリングスのみのバラード。シンセがあるのでビーイングっぽさ皆無ではないのですが、ビーイング特有のリズムアレンジがない分 安っぽさもだいぶ控えめ。この塩梅の効いたアレンジが功を奏してますね。

 

 『SMILE』もスローバラード系で、こちらはアコギとピアノが下地となっておりば。コーラスがとても綺麗なんだけど、ビーイング特有のシンセブラスの音が邪魔になっちゃってんのよね。前2曲同様こっちも出口雅之がアレンジまで手掛けたほうがよかったかもしれないっすね。

 

 その他、SMAPの中居くんと慎吾が夜もヒッパレで歌い踊った曲でお馴染みの(?)REVの王道にして最高傑作のエッジーアップ『Break Down』、ラテンテイストを導入したダンサブルアップ『もう傷ついてもいい』、超絶なまでにアーリー90sサウンド&ビーイング全盛期サウンドど真ん中すぎる爽快アップナンバー『Freedom』、3拍子のダークなミドルロック『MOON』、平歌のファンキーなビートにちょい胸が高鳴るも結局はREV以外の誰かが歌えばいいフツーの爽やか切ないミドルポップスだった『風を蹴って』、GRASS VALLEYの晩期の楽曲『ルードなKISSをルーズにしたい』を想起させる ワイルドさを押し出したボーカル(といっても前述の曲ほど荒くれてはいないけど)が耳を惹く怪しげでパワフルなダンサブルロック『Desire』『Break Down』同様 REVのメインディッシュ系かと思いきやサビはポカリスエットのCMを意識してんのか的な爽快感・開放感を放っている『幾千もの情熱』などがあります。

 

 トータル的には前作のほうが好みなんですけど、『Break Down』『君と秋風』がくっそ名曲すぎるので、前作を聴いて気に入ったならこのアルバムも聴いたほうがいいです。どちらか1枚を選ぶとしたらこっちのほうがいいかな。『Break Down』『君と秋風』がくっそ名曲すぎるので(しつこい)。

 

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