アルバム感想『THE BAY』/ Suchmos

THE BAY
『THE BAY』/ Suchmos
2015.7.8
★★★★★★★★☆☆

01. YMM ★★★★★★★★☆☆
02. GAGA ★★★★★★★★☆☆
03. Miree ★★★★★★★★★☆
04. GIRL feat.呂布 ★★★★★★★☆☆☆
05. Get Lady ★★★★★★★☆☆☆
06. Burn ★★★★★★★☆☆☆
07. S.G.S ★★★★★☆☆☆☆☆
08. Armstrong ★★★★★★★★★☆
09. Alright ★★★★★★★★★☆
10. Fallin’ ★★★★★★★☆☆☆
11. Pacific ★★★★★★★★☆☆
12. Miree (THE BAY ver.) ★★★★★★★★★☆

 

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 男性6人組バンド・Suchmos(サチモス)の1stフルアルバム。

 ジャズだとかファンクだとかソウルだとかヒップホップだとかその他諸々を意図的にハイブリッドしたというか、そういった類のグルーヴがガッチリ染み込んだ彼らの手によって鳴らされたクールでポップなブラックミュージックって感じがしますね。

 

 演奏は基本ベースやドラムといったリズム隊が前面に出ており、そこにスクラッチがクールに絡み、シンセがムード演出としてほんのりと彩りを添えるスタイル。
 『Burn』のようにリズム隊がボトムをどっしりと支えていながら ノイジーなギターサウンドが前面に出てくることも。スマートながら時折アーシーで骨太な側面も覗かせる演奏も勿論いいけど、ボーカル・YONCEの艶っぽく どこかニヒリスティックな歌唱もそれに比肩するほどに魅力的。

 

 カッチリしたファンクナンバー『YMM』、フックでリフレインする「Hold on, Hold on」を「おうどん♪おうどん♪」と空耳しちまうこと必至のミドルR&Bナンバー『GIRL feat.呂布』とか、エレクトロニカな音触りとベース音が心地よいチルアウトナンバー『Pacific』なんかも良いけど、私的には オープンカーでベイサイドをドライブしながら聴きたくなるAOR系『GAGA』『Miree』、しなやかなグルーヴと煌びやかな音の鳴りで魅了するブラックコンテンポラリーな『Armstrong』『Alright』が特に好みです。『Miree』は3曲目のテイクも然ることながら、80’sぽさと真夜中のストリート感が渋みを醸し出している『Miree (THE BAY ver.)』テイクも捨てがたい。

 ただ、インストの『S.G.S』がちょっとなあ。てっきり演奏陣のがガッツリ奮闘するトコなのかなと期待してしまったんですけど、単品で聴いてもさほど面白みはなく、アルバムにおける繋ぎ的役割でしかなかったのかなという感じが。

 

 思ってた以上にポップでした。それでいて心身ともに自ずと横揺れしちまう心地よいグルーヴ感があってシンプルに気持ちがいい。バンドサウンドに激しさや速さを頑なに求めてるとか、ボーカルのニヒリスティックさが苦手とかでなければ 割と間口の広いアルバムなんではと。

 

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