アルバム感想『SUPER EURO CHRISTMAS 2003』/ Various Artists

スーパー・ユーロ・クリスマス2003~ノンストップ・メガミックス~(CCCD)
『SUPER EURO CHRISTMAS 2003』/ Various Artists
2003.11.6
★★★★★★★★☆☆

01. AT THE TIME OF CHRISTMAS CAROL ★★★★★★★★★★
02. LAST CHRISTMAS ★★★★★★★★★☆
03. ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU ★★★★★★★★★☆
04. THERE MUST BE AN ANGEL ★★★★★★★☆☆☆
05. JINGLE BELL ★★★★★★★★★☆
06. SANTA CLAUS IS COMING TO TOWN ★★★★★★★☆☆☆
07. OH HAPPY DAY ★★★★★★☆☆☆☆
08. MERRY X’MAS ★★★★★★★★☆☆
09. HOLY NIGHT ★★★★★★★☆☆☆
10. TELL ME MORE ★★★★★★☆☆☆☆
11. MERRY CHRISTMAS BABY ★★★★★★★☆☆☆
12. BEFORE TOMORROW COMES AGAIN ★★★★★★★★★☆
13. FANTASY ★★★★★★★★★☆
14. EVERYTIME YOU WANT ★★★★★★★★★☆
15. MY ONLY X’MAS STAR ★★★★★★★☆☆☆
16. HOLY X’MAS NIGHT ★★★★★★★★☆☆
17. WHITE CHRISTMAS ★★★★★★★★★☆
18. MY LOVE IS YOUR LOVE ★★★★★★★★★☆
19. RUDOLPH THE RED NOSED REINDEER ★★★★★★★★★☆
20. CHRISTMAS IN TOKYO ★★★★★★★☆☆☆
21. READY TO FALL IN LOVE ★★★★★★☆☆☆☆
22. PAINTED LOVE ★★★★★★★★☆☆
23. HAPPY X’MAS – MERRY X’MAS ★★★★★★★★☆☆
24. SILENT NIGHT ★★★★★★★☆☆☆
25. HAPPY XMAS(WAR IS OVER) ★★★★★★★★☆☆

 

 

 avex発のコンピ盤「スーパーユーロビート」シリーズのクリスマス版で、始終ノンストップミックス仕様となってるアルバム。

 私は特別スーパーユーロビートシリーズの熱狂的なリスナーというわけではないんですけども、10年以上前にクリスマスのコンピ聴きたさになんとなく本作を手に取ってみたら 思いのほか気に入ってしまって、以降毎年クリスマスの時期に必ず聴いている、というわけであります。

 

 本作の目玉といったら なんといっても『クリスマスキャロルの頃には』(稲垣潤一)のユーロカバーである『AT THE TIME OF CHRISTMAS CAROL』。ユーロビートというと、テンポ速めとかチャラいとか頭悪そうとか、そういうイメージがあるかもしれませんが、この曲ではメロディの切なさを活かした煌びやかでダンサブルなアレンジが施されており、ボーカルを担当しているマイケル・フォーチュナティの色香漂う歌唱や女性コーラスとの絡みも相俟って非常にスタイリッシュな仕上がり。ノリの良さも完備しつつ従来のユーロのイメージとは異なるカッコよさもあり、さらには原曲が持つメロディアスさが洒落っ気を帯びて昇華されてるという ユーロの分際で極めて上質なカバーなのであります!しかも、ノンストップミックス仕様のくせにこの曲だけフルサイズで収録!ありがてぇっ!この曲のためだけにこのアルバムを手に取る価値は十二分にあるので、これは是非ぜひ聴いていただきたい!

 

 んで2曲目以降は『LAST CHRISTMAS』(ワム!)、『ALL I WANT FOR CHRISTMAS IS YOU』(マライアキャリー)、『HAPPY XMAS(WAR IS OVER)』(ジョンレノン)といったポピュラー音楽としてのクリスマスソングや、『JINGLE BELL』『SANTA CLAUS IS COMING TO TOWN』『WHITE CHRISTMAS』『RUDOLPH THE RED NOSED REINDEER』『SILENT NIGHT』といった国境や時空を越えて親しまれてるスタンダードなクリスマスソングなども押さえつつ、『MERRY X’MAS』とか『MERRY CHRISTMAS BABY』とか『CHRISTMAS IN TOKYO』とかその他諸々 このアルバム以外では聴いたことがないクリスマスナンバーも全てユーロアレンジでお届け。”SUPER EURO CHRISTMAS” と謳ってるだけあって、どの曲もクリスマスっぽい眩さを放ってるというか、クリスマスのイルミネーションを想起させる音使いが施されてます。

 

 ほとんどの楽曲が、大体のリスナーが想像するその通りのユーロサウンドが展開されているのですが、どういうわけか12曲目~14曲目は半ばディスコティックな仕上がりとなっていて、本作のいいアクセントになってます。メロディが持つ哀愁漂う雰囲気を活かしているのが素晴らしいっすな。速すぎないテンポでありつつ しっかりダンサブル。にしても『BEFORE TOMORROW COMES AGAIN』『EVERYTIME YOU WANT』というサビメロが似通った楽曲をわざわざチョイスしてるのは正直どうなんだ、って感じではありますけども。

 

 アルバム後半の注目ナンバーは『MY LOVE IS YOUR LOVE』。これぞ皆がイメージするユーロビートそのまんまで、チャラチャラしていてバカっぽい、如何にもガングロギャルがこぞって踊り狂ってそうな画が自ずと浮かんでくるようなナンバーであります。平歌で「Fxxkin’ Fxxkin’」だの「ウェ~イ Chimpo~!」だのヒワイな空耳がさりげなく挿入されてるのもちょっとした聴きどころであります。どことなくヒロイックな『PAINTED LOVE』もキャラ立ちしていて良いっすね。平歌の鍵盤アレンジがなかったらクリスマスと全然関係ない仕上がりになってましたけど。

 

 他のスーパーユーロクリスマスは全く聴いたことがないので比較とかすることは出来ないのですが、本作に関しては前述のような聴きどころを有してるので、途中でダレることなく最後まで楽しんで聴けます。クリスマスシーズン必聴の一枚!とりあえず『AT THE TIME OF CHRISTMAS CAROL』だけでも聴け!

 

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