アルバム感想『ファースト』/ The Mash

ファースト
『ファースト』/ The Mash
2017.12.20
★★★★★★★☆☆☆

01. ジーザスクライスト ★★★★★★★★☆☆
02. マリーベル ★★★★★★★★★☆
03. キャロライン ★★★★★★★☆☆☆
04. I hate your son(g) ★★★★★★★★★☆
05. エステーム ★★★★★★★☆☆☆
06. オーバーライン ★★★★★★☆☆☆☆
07. ほっぺ ★★★★★☆☆☆☆☆
08. ぶち壊せ ★★★★★★★☆☆☆
09. 最終回 ★★★★★☆☆☆☆☆
10. あしたのこと ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 女性ボーカル・HALを擁する4人組ロックバンド・The Mashの1stフルアルバム。

 ひん曲がった感情をひん曲がったままストレートにぶつける、荒削りで衝動的なロックンロールを演ってます。
 油にまみれたようなザラついたギターサウンドは なんとなくミッシェルガンエレファントを想起させる音触り。
 プレー的にはベースが最もカッコよく、今のままでも充分な存在感と活躍ぶりを発揮してますが、曲によってはもっとグイグイと引っ張ってくぐらいに前面に出てもいいような気が。ドラムはまあ可もなく不可もなくって感じ。
 そして、HALのボーカルはぶっちゃけ上手くはないけど、激情をぶちまける絶叫さながらの歌唱は熱があって痛快であります。

 

 

 初っ端からエンジン全開で疾走&絶叫する『ジーザスクライスト』、本作中で特にベースプレーがカッコよく、かつミッシェルっぽさが強めな『マリーベル』、キャッチーなギターリフや間奏のベースソロが印象的な『キャロライン』、タイトルが何気に卑猥だなあと思いきや 別にこいつのフランクフルトではイケないとかそういう歌ではなく 本当にタイトル通り君の子どもが嫌いっていう感じの意味合いっぽい 『I hate your son(g) 』といった、序盤に配置された 彼らの鉄板と思わしきロックンロールナンバーはいずれも良い出来。

 

 

 ミドルテンポの『オーバーライン』は、ダウナーで妖しげなムードメイキングが出来ていれば良かったんだけどなあ。歌唱的にも演奏的にも色気不足。
 バラード寄りのスローナンバー『ほっぺ』は哀愁メロディは良さげではあるけど、このキンキンなボーカルでメロディをなぞられては流石にしんどいっす。でも、同じくスロー系に相当するアコースティック色強めの『あしたのこと』はいい意味で落ち着いて聴ける良曲で、これはアリ。

 

 

 『最終回』は、このバンドにしては比較的コマーシャルな作りのポップ寄りなロックナンバー。曲そのものは割といい感じなのに、HALの主旋律と男ボーカルによる裏メロが衝突するサビが耳障りすぎて聴いてられん。男ボーカルさすがに歌ヘタすぎないか?特別 上手い歌を求めてはないけど、こいつのせいでせっかくのポップな歌メロが台無しだし不快感しか生まれてないし、他の楽曲でもツインボーカルパートが僅からながら存在してるけど、何一つとしていいこと起こってないから男は黙れ。

 

 足りてない部分や私的に気に入らないトコが少なからずありますが、面白いバンドだなと思った。とにかく彼らはそう容易く丸くなってはイカン。ヤマアラシのごとく刺々しくゆけ!

 

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