アルバム感想『SEVENTH HEAVEN』/ T.M.Revolution

SEVENTH HEAVEN
『SEVENTH HEAVEN』/ T.M.Revolution
2004.3.17
★★★★★★★★☆☆

01. Key of SEVENTH HEAVEN
02. Albireo -アルビレオ- (album ver.) ★★★★★★★★★☆
03. Zips ★★★★★★★★★☆
04. destined for… ★★★★★★★☆☆☆
05. ARTERIAL FEAR ★★★★★★★★★☆
06. ウルワシキセカイ ★★★★★★★★☆☆
07. 群情-GUNJOH- ★★★★★★★★☆☆
08. 恋ニモマケズ ★★★★★★★★☆☆
09. Engraved On The Moon ★★★★★★★☆☆☆
10. Tears Macerate Reason ★★★★★★★☆☆☆
11. Wheel of fortune ★★★★★★★★★☆

 

 


 

 前作『coordinate』でのウォーミングアップを経て、ようやくT.M.Revolutionの本格的な再構築が始まった7thアルバム。言い換えるなら、CDデビューして1,2年くらいで出来上がってしまったTMレボらしさを、全盛期よりも脂っこさを増したシンセと下世話感を増した打ち込みを駆使した現行(2003,4年当時)の浅倉サウンドでコーティングしてるって感じですかね。

 

 灼熱のアップナンバー『Albireo -アルビレオ-』、ギターリフとスペーシーなシンセとボコボコ鳴る重低音が突っ走る『Zips』、サイバーグランジな画をイメージさせるスペーシーなサウンドと「真昼の闇が映し出す 瞳はまだ凍てついたまま」(etc.)なる呟きが “如何にも” って感じの閉塞的中二病デジタルナンバー『ARTERIAL FEAR』、四つ打ちダンサブルな『ウルワシキセカイ』、アコースティックアレンジと肩肘張らないボーカルが本作において異彩を放っている『群情-GUNJOH-』、重厚軽やか(どっちだよ)なデジタルサウンドでお送りするヘタレ男ポップス『恋ニモマケズ』、浅倉キーボードがドラマティックに彩るTMRバラード『Tears Macerate Reason』、男気フルスロットルなデジロック『Wheel of fortune』など、「○○系の2004年版」と括れる楽曲もあれば 今までにありそうで実はなかったタイプの楽曲もあったりするんですが、「メロとコードとシンセで炸裂する浅倉節と西川くんのボーカルとの掛け合わせ」という基本事項が徹底されてるからか、どの曲も「これぞT.M.Revolution」と思えてしまう仕上がり。

 

 

 アルバム全体の纏まりの良さで言えば本作が随一だと思うんですけど、私的には満足に一歩及ばない作品なんですよね。バラードの出来が他の作品に比べるとやや劣るというのもあるし、タカノリ成分とダイスケ成分の配合比率が個人的にベストな塩梅ではないというのもありで。比較的好みのアルバムではあるんですが、やっぱり『progress』路線を変更せず突っ走ってくれたほうがよかったなあとも正直思った。

 

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