アルバム感想『BUGRIGHT』/ UVERworld

BUGRIGHT
『BUGRIGHT』/ UVERworld
2007.2.21
★★★★★★★★★★

01. ゼロの答 ★★★★★★★★★☆
02. SHAMROCK ★★★★★★★★★★
03. Home 微熱39℃ ★★★★★★★★☆☆
04. ~流れ・空虚・THIS WORD~ ★★★★★★★★★☆
05. Colors of the Heart ★★★★★★★★★★
06. Live everyday as if it were the last day ★★★★★★★☆☆☆
07. シャルマンノウラ ★★★★★★★★☆☆
08. 一人じゃないから ★★★★★★★☆☆☆
09. 君の好きなうた ★★★★★★★★★☆
10. 51% ★★★★★★★★★☆
11. LIFEsize ★★★★★★★★☆☆
12. EMPTY96 ★★★★★★★☆☆☆
13. DISCORD ★★★★★★★★★☆
14. 君の好きなうた (Acoustic Version) ★★★★★★★☆☆☆

 

 

 約1年ぶりとなる2ndアルバム。

 このあたりがいちばん商業サイドに寄っていた時期で、彼らの全オリジナルアルバムの中でもミクスチャー感が最も薄く 比較的ストレートなロックを演っているのが特徴的。

 

 前作よりもポップでありながらも、アンサンブルは軟化するどころか 寧ろより骨太になり、サウンドプロダクションもだいぶクリアーになっているのがいいっすね。 純粋に楽曲の質が上がっただけじゃなく演奏面での聴き応えも前作以上のものに。そして歌詞も大いに洗練されてきてます。フレーズのチョイスに淀みがなくなってきたし、TAKUYA∞のこっぱずかしいくらいに真っ直ぐで中二臭い生きる姿勢がより明確にアウトプットされています。

 

 前半と後半をアップナンバーで固め、中盤にミドル/スローを配置するという全体的にテンション高めで活力に溢れたラインナップ。タイプが似通った曲がいくつか用意されてるのがちょっとアレだけど、通し聴きして感じられる爽快感とエネルギッシュさが実に気持ちがよくて、個人的にはかなり気に入ってるアルバムであります。

 

 

 

 溢れんばかりのバイタリティーでグイグイ切り込んでくる陽性アップナンバー『ゼロの答』、商業寄りになりながらもメロ主体のパートへ巧みにラップを織り交ぜたり 意図がよう分からんダミ声を忍ばせたりと彼らならではのエレメントをぶち込んだ爽快ポップロック『SHAMROCK』、痛みや悲しみを越えていく力強さをアンサンブルとコーラスワークでダイナミックに体現したハードロック『〜流れ・空虚・THIS WORD〜』、メロディ展開にさりげなく一捻り加えた スパイちっくな裏打ち疾走ロックナンバー『Colors of the Heart』、ファンクに着手したミドルスローナンバー『シャルマンノウラ』、やけに渋い仕上がりの 聴き手に語り掛ける的なスローナンバー『一人じゃないから』、こんなトコでも中二臭いカッコつけラップ演るんかい的 切なく温かいバラードナンバー『君の好きなうた』、女子ウケ抜群の胸キュンポップナンバー『51%』、エモさ大爆発で終盤 湯気が立つような涙が溢れちまいそうになるヘヴィロックナンバー『DISCORD』と、売れ線に乗っかりつつもプレーンに終止しないよう自分らの強みを活かして仕上げた上質ナンバーを取り揃えてます。

 

 

 

 『Home 微熱39℃』『Live everyday as if it were the last day』 は躍動的なリズムを敷いた開放感あるポップナンバー。どちらも良曲ですが、全体的な作風や特に前奏なんか似通りすぎていて、ぶっちゃけどっちか1曲あれば充分じゃね?といった感じ。後者のほうが清々しさが上というか突き抜け感が数歩リードしてるなって感じですね。といいつつ前者のほうが好みなんですけど。

 

 直線的な疾走ポップロック『LIFEsize』『EMPTY69』もかなり作風が似たり寄ったりで、しかも立て続けな配置ときたもんだ。どちらも良曲ですが、やっぱりぶっちゃけどっちか1曲あれば充分じゃね?といった感じっすね。

 

 商業路線と上手いこと折り合いをつけながら完成させた いい意味での売れ線アルバムであります。いま現在でも男女問わず中高生にウケそう。

 

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