アルバム感想『LIFE 6 SENSE』/ UVERworld

LIFE 6 SENSE
『LIFE 6 SENSE』/ UVERworld
2011.6.1
★★★★★★★★★☆

01. CORE PRIDE ★★★★★★★★★☆
02. いつか必ず死ぬことを忘れるな ★★★★★★★★☆☆
03. 一石を投じる Tokyo midnight sun ★★★★★★★★★★
04. ace of ace ★★★★★★★★★★
05. NO.1 (album ver.) ★★★★★★★★★☆
06. クオリア ★★★★★★★★☆☆
07. シークレット ★★★★★★★★☆☆
08. 勝者臆病者 ★★★★★★★★☆☆
09. 6つの風 (album ver.) ★★★★★★★★☆☆
10. 一億分の一の小説 ★★★★★★★★☆☆
11. MONDO PIECE ★★★★★★★★★★
12. 白昼夢 ★★★★★★★★★☆

 

 

 約1年2ヵ月ぶりとなる6thアルバム。
 歌ってる内容やテーマについては前作と大きく変わりはありませんが、当時サポートメンバーという立ち位置にいたSEIKAによるサックスの出番がこのアルバムから数曲で登場するようになりました。その影響もあり、テンポの速いロックナンバーが比較的多めだった前作よりも多彩で、前々作とはまた違った多彩な顔ぶれが集結しています。

 

 いちばん耳を惹いたのが『一石を投じる Tokyo midnight sun』。これまでの彼らにはなかったR&B/HIP-HOP要素をガッツリ取り込んだナンバー。サックスやアコギによる都会っぽいスモーキーなムードメイキングもバッチリだし、小気味よくファンキーなドラミングもそんな雰囲気にフィットした音触りだし、軽やかに腰が動いちまう しなやかなグルーヴ感があってこれ最高。初期とは似て非なる TAKUYA∞の洗練されたクールなラップもイカしてます。

 

 『シークレット』の 横恋慕をテーマにした歌詞や背徳的な香り漂うアダルティなサウンドも新鮮。TAKUYA∞の妖艶なボーカルがまた楽曲に嵌まってるんですよね。

 


 宇宙的なスケール感と大らかさを併せ持ったロックバラード『クオリア』も、これまでのバラードとは質感がやや異なるもので、アンサンブルのダイナミズムのみならず、TAKUYA∞のボーカルがさらに深みを増したことも多大に影響しているよう。

 

 TAKUYA∞のボーカルに関してさらに言うと、本作のラストを飾るロックバラード『白昼夢』も聴きどころの一つ。東日本大震災を受けて「悲しみに立ち向かえる歌」を制作したとのことですが、苦境に屈しない 魂剥き出しの力強いボーカルは圧巻の一言に尽きる。なんだこのハイトーンボーカル。よくこんな声絞り出せるな。頻繁に散見されるあのビッグマウスは伊達じゃないなってのを実感する一幕であります。

 


 初っ端から火花散らすソリッドなアンサンブルで鼓膜を刺激するや『CORE PRIDE』や、目まぐるしい曲展開で聴き手を振り回す『いつか必ず死ぬことを忘れるな』も、手口としては彼ららしいものではあるけど、磐石の一言で簡単には片付けられない強烈なロックサウンドとライフゲージを燃え滾らせるような歌詞にガツンとヤられちまいました。

 



 その他、骨太なアンサンブルとTAKUYA∞のビッグマウスっぷりが炸裂した痛快なハードロックナンバー『ace of ace』、サウンドも歌詞も曲展開もダイナミックすぎる『NO.1』、ゴリゴリのリフが楽曲を牽引し 軽快なアコギが楽曲の支柱となった ユニークかつアイロニカルな物語系ロックナンバー『勝者臆病者』、レトロな味わいを有したダンサブルなロックナンバー『6つの風』、真太郎の凄まじいドラミングに圧倒されるUVERworld鉄板の疾走ロックナンバー『一億分の一の小説』、彼らの生き様が刻み込まれた熱きミドルロックナンバー『MONDO PIECE』など、今回も名曲・佳曲揃い。しかも今回はトータル50分未満というココ数作と比べてコンパクトに収まっており、濃密なラインナップながら聴きやすさも備わっているのが凄い。ただ、『NO.1』のオープニングをコンパクトサイズに改変したのは余計。あの大仰な前置きがドラマティックさに大きく寄与してるってのに。

 

スポンサーリンク




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です